私の父母は、毎年、夏が近づくと、私の孫たちに、『お中元 』を送ってくれる。


曾孫の兄の方は、薄めて飲めるジュース・飲料水が、自分で加減して作れるようになって、家族に注文を聞き、振る舞って、ご機嫌だ。


そもそも、お中元 とは、お世話になった人たちへ、それぞれの気持ちを込めて、贈るものだ。


お送りする時期は、地方によって、若干変わるようだが、大方、7月初めから、半ば頃である。


時節柄、ビールや素麺などが喜ばれるのだが、それは、先様が理想とされる場合に限られる。


どうしても決めかねる時には、先方に選んでもらえるお中元用カタログ『グルメ直行便』を利用するのも、現代では、失礼にはあたらない。


それは、昨年の人気商品1、2番が選ばれている結果からも、分かるというものである。


ちなみに、お中元 にかける平均価格は、一件約4500円。


百貨店の商品の信頼性を加味すれば、受け取られた側の満足度は、必ず高いと私は思う。