お腹が痛くてときどきふらっと眠くなるんで、そのタイミングを見計らって眠りに就きましたが、昨日はそれはそれは変な夢を見ました。
何かの用事で踏切で自転車を支えながら電車の通過を待っていると、謎の小学生男子(5年くらい)が、「ねえねえー名前かアドレス教えてよー。あとうちに来てよー」とか声を掛けてきました。その子は薄らと顔全体がそばかすで、茶色の薄くなった瞳の色をしていたのを妙に覚えています。
「おお、私はナンパされたの初めてなんだよ。いいよ」と、私はなぜか乗り気で答えると、急に場面が暗転。気付くとその子の住んでいる家に来ていました。その子は奈良から来たんだと言って、体の調子が悪くて、ある温泉の為にこの県へ引っ越してきて、家族も一緒だと言っていました。
結構ぼろぼろの借家の様で、その子の小さい兄弟がごろごろしていたり、たたみがくたびれていたり生活音がするんで、「お邪魔してるならお母さんに挨拶させてよ。大人が子供と居るとか不審すぎるわ」と、私は急に思い立ったのでした。
「こんにちはー」と声を掛けると、ぼろぼろのふすまを開けて、普通に人のよさそうなお母さんが登場して、「あら、いらっしゃい」とか言った気がします。お父さんも居て普通に。
で、男の子が「早くアドレス書いてよー!」と言うので、紙を探して書くにも、絶対に字が歪んで書けないんです。ペンを変えても紙を変えても。しゃあないのでHNでもって思うんですけど、ペンが上手く握れていないのです。
「これは安易に個人の情報を書いちゃいけないって言う暗示だったりしてなー」と思っていると、周りの空間に、自分が持ってる特定のぬいぐるみがある事に気づいて、「あーこれ夢じゃん。そもそも小学生の家に居るとか無いし」と気付くわけですが、気合を入れても都合良く目覚めませんでした。
よれっよれのアドレスが完成し、借家内の廊下へ出ると(アパートなのかも)さっきの子より大きな男の子がなれなれしく話しかけて来て来たんで、私は世間話をしてました。お兄ちゃんなのかと思って。そしたら違うとか言われて、「ブスだな」とか言われたけど「まあ慣れてる」と返し、「おい少年、妖怪メダル欲しいか?」と良く分からない会話をしていました。
「本家買うけどおまけのメダルはいらないからさ」と、私。
その子は何か良く分からない妖怪の名前を口にしていて理解ができなかったんですが、「アベンジャーズなら持ってねーぞ」とか私が言ったような言ってないような。
その後、最初に会った小学生が「妖怪メダル買いに行く!」と言い出したので、私は夢の中の記憶だけで「ああ、もうちょっと先に行ったところにそんなお店あったよ」と、提案。それじゃあ出かけようぜってなるんですが…私の乗ってきたはずの自転車って、記憶が無い間どこにあったの!?って言う疑問が。
お母さんに隣のガレージを開けてもらうと、見事に車輪がパクられていて「えっ、これは…」と『このファミリーはかの国の人なんじゃないの…』と嫌な予感がしました。車輪の部分だけ無いのに、かーちゃん言い訳してておかしいもん。なぜ無いのか言わない。そして良く分からない、いらないものをお土産にくれる。観光案内所にある無料の冊子みたいなの。
そもそも、壁に見たことない掛け軸とかあったし、家が日本的じゃなかった。
もうしょうがないんで夢が覚めるまでお店に買い物に行こうって少年と歩き出して、「いや、家族みんなで行くからちょっと待って!」って言われ「うわあああ…」って思って目覚めたと思います。
「これは夢なんだ!はよ起きて自分!」って思っても全然駄目で…一瞬現実と混同した自分が悔しいです。