ブログネタ:怖かった漫画・映画
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怖い映画と言うのはやっぱり、身近に感じて「ひょっとしたら私も巻き込まれたりして…」って信憑性のある作品ですかね。あんまり想像がつかない恐怖と言うのは全く平気なのですよ。ただ怖がらせればいいと言う安っぽい心理は娯楽にしか思えないです。
うーん、作品で言うと幽霊とかゾンビとかに限らず、人間の持つ残虐性が嫌な気持ちになるのも入るかな…。
今のところ一番怖いと思ってる映画は『ファニーゲーム』と言う作品です。
湖畔の保養地に来たなんの変哲もない三人家族が、「卵を借りに来た」と言う理由のない殺人二人組に笑顔で徐々に…って言う作品なんですが、私が観たのはUSAと付く方で、更に前に元となった別の国の映画があるみたいです。
とにかく、ホラーではやったら嫌な気分になる要素が盛りだくさんで、いくら頑張っても展開が盛り返さないんですよ。犬が出ても容赦ないし、子供だろうと容赦ないし、さあ捕まって隙をついて…と言うのも全く意味のない事。助けが来そうになっても露呈しないし、時間を巻き戻してずるしちゃうわでとにかく理由が無いのにファニーと言うのが不快この上ないって言う。
開放的なカップルが真っ先に死ぬのは分かる、思わせぶりな事を言って無理に動き回らないヒロインっぽい地味な子は死なない、土地の老人が助けてくれる、仲間内に、この仕組みを知っているキーになる人物が居る、など鉄則と言える魔法の力が発揮されないのです。
それから、パシフィック・リムでおなじみのギレルモ・デル・トロ監督が以前作っていた『永遠のこどもたち』も凄く後味が悪いし怖いです。
最終的につじつまが合わないのが怖いって言うか…。イマジナリーフレンドからの実は殺されてた子供が自分の子供を遊びに誘って、それが実は母親の過去に繋がっていてと言うお約束なんですけど、「なんでイイ話で終わってるの!?」って言う納得できないオチが怖いので良かったらレンタルで観るのをお薦めします。
とにかく一番身近な人間が一番怖いんじゃないかって言う…。