天使が、


天使が、


天使が服着て歩いてる。

甥っ子と一緒に運動公園へ。ピクニックが楽しく感じるのは十数年ぶり。

もうすぐ2歳を迎える天使が唱える。


『こっちゃ、こっちゃ。』

そうです、私がニートを脱出した、こっちゃです。とにかくおもちゃを買ってあげるよ。


だだっ広い芝生にレジャーシート、かわいいオニギリ達。

ここは夢の国か。


終始ほんわかほんわかふんわり。僕の心はどこで曲がってしまったんだろう。


私の曲がり角問題は置いといて、甥っ子と一緒にブランコで遊ぶ。

隣には3歳くらいの女の子。


ここで、ハプニング。


シルク・ド・ソレイユ並みのアクロバットジャンプをかます彼女。

きれいに顔から着地。泣きわめく少女

そばで見ていた父親が、

『足でスピードコントロールしないから落ちるんだぞ、振り幅を考えろ。』

頭を撫でてながら言うセリフじゃないぜ。理詰めでせめる父親よ、お受験とかしそうだな。


芝生の広場にもどると、熱血ばあちゃんが小1くらいの少年にありえない速さのドッジボール。もちろんとれない少年。

彼は言う、『もう一回お願いします。』


高校で先輩になったら後輩イジメをする姿が浮かんでしまうよ。



他の喧騒に目もくれず、どんぐり探しに夢中な我が家の天使。



無理な教育なんていらんのだよ。