はだかの王様…原点…ペイ・フォワード | 雪里とおかまち から Sence of Wonder <from snow country TOKAMACHI city>

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雪里十日町市から、ちょっとした感動や気づきを綴ります

 また寒い日が続いています。寒波がやってきて、今冬は2回目の大雪となっています。幸い、今日は少し雪が落ち着いていますが。


 仕事がら、ボランティア活動や子育て支援、地域の支え合い活動などに参加している人と接する機会が多くあります。自分も何か人の役に立つことを、できれば将来のライフワークにできたらなと思っています。

こういう活動を続けていると、人は時に、ちょっと「迷子」になることがあるようです。自分も迷子になりそうな時があります。ここでいう「迷子」とは、自分の行動が本来の目的から少し逸れて、気がつかないうちに自分が「はだかの王様」になっているような状態を指しています。

 一生懸命過ぎて、気がつくと周りの人がついていけなくなってしまうような状態になっている。本人の気負いが空回りしてしまう、なんてことがたまにあります。「なんでわかってくれないんだろう。私はこんなに一生懸命やっているのに…」「こんなに尽くしているのに…」そんな思いに駆られ、ついて来てくれない周りの人たちにストレスを感じてしまうことになります。


 迷ったら、原点・基本に立ち返ることを忘れないようにしたいものです。自分のやっていることの本来の目的は何だったのか。さまざまな活動自体が、自分の生きがいになることは大変結構ですが、誰の、何のためにやってきたことなのかを忘れないように。

 先日、あるテレビ番組を見ていて、「ああ、周りから見ると、自分は今こんな人として映っているのかもしれない」と、ふと考えることがありました。もうちょっと冷静に、自分を客観視して、自分のやっていることの本来の目的に立ち返ろう、そう思ったのでした。とは言え、一生懸命さは大切で、忘れてはならないことだと思いますが。 

 「はだかの王様」は困るけど、自分の行動が伴わないのに、周りを批判ばかりしていて行動しないような人にはなりたくない。そういうことは心がけています。気がついたことで、自分にできそうなことはできるだけ少しでも行動に移すことが大切だと思います。


 映画「ペイ・フォワード」をご覧になったことがありますか?人からの恩恵を、自分以外の人に対して、何か役に立つこととして行う。それを連鎖としてつなげて広げていったら、すごいことができそうだ。そう気づいた少年がアクションを起こしていく…。この映画を、私の尊敬する人の一人である、医師の日野原重明さんも大切にしているそうです。生きていることに感謝し、人に自分のもっている時間(=命)をささげる。日野原先生のように、人生、まだまだ達観できませんが、働けること、日々なんとか暮らしていけることに感謝して、まずは謙虚に生きていくことを心がけていきたいものです。