参議院選挙の公示も迫ってまいりました。

各陣営で新たにフェイスブック開設やホームページのリニューアルなど、ネット選挙の戦略の全貌が見えてきたと言ってよいでしょう。

そのため、そろそろ「一体どの陣営がネット選挙での影響力が強いのか」総合ランキングを発表したいと思います。

各部門で1位の陣営の数値を「100点」とし、そのほかの陣営については、1位の陣営の数値の何%の影響力を持っているかで点数をつけていきたいと思います。

例えば、ツイッターでAという陣営が1000人のフォロワーがいて1位だった場合、「100点」。Bという陣営のフォロワー数が200人だった場合、「20点」というような形でカウントしていきます。
四捨五入して整数で点数化します。

詳細な数値を発表していない陣営は「0」としてカウントしました。
これは、どうしようか迷いましたが、当ブログでは質問状を各陣営に送付していますので、その「情報公開力」「ネットの質問への対応力」も数値化するという意味を込めて、回答がなく数値が不明の陣営は「0点」としてカウントします。

4部門の合計400点満点です。

それでは、埼玉でネット選挙の影響力が一番大きいのは、どの候補予定者の陣営か。

6月16日現在のランキングを集計していきましょう。

なお、数値に異論のある候補予定者の陣営の方がいらっしゃいましたら、ご連絡くだされば訂正いたします。

☆フェイスブック影響力ランキング!

「いいね!」の数値か、「友達」の数値のどちらかでカウントしています。

1位 公明党 矢倉かつお 「いいね!」 3115【100点】

2位 民主党 山根りゅうじ 「友達」  347(※「いいね」は148)【11点】

3位 共産党 伊藤岳    「友達」  326【10点】

4位 社民党 川上やすまさ 「友だち」  166【5点】

5位 自民党 古川としはる 「いいね!」  142【5点】

6位 みんなの党 こうだ邦子 「いいね!」 91【3点】

7位 幸福実現党 谷井みほ          0【0点】


☆ツイッター影響力ランキング!

フォロワー数で比較します。

1位 共産党 伊藤岳   2438【100点】

2位 公明党 矢倉かつお 1594【65点】

3位 社民党 川上やすまさ 277【11点】

4位 民主党 山根りゅうじ 51【2点】

5位 みんな こうだ邦子  45【2点】

6位 幸福実現党 谷井みほ 31【1点】

7位 自民党 古川としはる  0【0点】


☆動画影響力ランキング!

最高視聴回数で比較しています。

1位 公明党 矢倉かつお  3998回【100点】

2位 共産党 伊藤岳    1363回【34点】

3位 幸福実現党 谷井みほ 1357回【34点】

4位 自民党 古川としはる  517回【13点】

5位 民主党 山根りゅうじ  191回【5点】

6位 社民党 川上やすまさ   60回【2点】

7位 みんなの党 こうだ邦子  10回【0点】


☆メルマガ影響力ランキング!

メルマガの購読者数で比較しています。

1位 公明党 矢倉かつお            5093人【100点】

2位 みんなの党 こうだ邦子          48人(2010年で配信停止中)【1点】

3位 民主党 山根りゅうじ           0(購読者数不明)【0点】

3位 自民党 古川俊治             0【0点】

3位 共産党 伊藤岳              0【0点】

3位 社民党 川上やすまさ           0【0点】

3位 幸福実現党 谷井みほ           0【0点】

☆ネット選挙影響力の総合ランキング!

400点満点で採点します。

1位 公明党 矢倉かつお            365点

2位 共産党 伊藤岳              144点

3位 幸福実現党 谷井みほ           35点

4位 民主党 山根りゅうじ           18点

4位 自民党 古川俊治             18点

4位 社民党 川上やすまさ           18点

7位 みんなの党 こうだ邦子          5点


【講評】

これは少々、意外な結果となりました。

まず、1位はダントツですので、これは誰も異論が挟めないでしょう。

公明党の矢倉かつおが400点満点中365点、2位と200点以上の圧倒的大差をつけて「埼玉県でもっともネット選挙で影響力の高い」候補予定者であるという結果が出ました。

実際、ネット選挙で全てのツールを使い、全てのツールで大量の発信を行っている矢倉かつお候補予定者のネット選挙戦略は、他陣営を寄せ付けないものとなっています。

ツイッターでは共産党の伊藤岳に遅れをとったものの、そのほかのフェイスブック、メルマガ、動画の3部門でトップとなりました。
2位となったツイッターでも、1位の伊藤岳に迫る勢いを見せています。

総合で2位は、共産党の伊藤岳です。
これは、ツイッターでの1位獲得が大きいでしょう。
動画でも2位を獲得しており、安定した結果を残しています。

そして意外だったのは総合3位の幸福実現党・谷井みほです。
これは、「幸福実現TV」という動画メディアを用いて、多くの動画視聴回数を稼いだことが躍進のポイントとなっています。

4位以下は民主党・山根りゅうじ、自民党・古川としはる、社民党・川上やすまさが並びました。

民主党・山根りゅうじは、積極的にメルマガやツイッター、フェイスブックで発信をしていますが、いかんせん、フォロワー数やいいね!数が伸び悩んでいます。
発信回数などの候補者の積極性という意味では高い評価をしてもよいものと思います。

自民党・古川としはるは、選挙の直前になって唐突にフェイスブックをはじめたこともあり、まだ伸び悩んでいます。

社民党・川上やすまさは、フェイスブックなどで積極的に発信していますが、これ以上の伸びる余地は少ないような雰囲気です。

そして、最下位はみんなの党のこうだ邦子でした。
ただし、こうだ邦子は、ホームページをリニューアルしており、フェイスブックや動画の取り組みなどを開始したばかりのようです。
今後、伸びていきそうな勢いは感じます。