ベンチャーが大企業に勝てること | 決済インフラを創る社長のブログ

ベンチャーが大企業に勝てること

大企業→中堅企業に転職→創業期のベンチャーに出向→成長期のベンチャーに転籍と、

僕の経歴は多分ソコソコ珍しいと思います。



ベンチャーに来てから、どうやったら大企業に対して勝ち目があるのかを良く考えてました。

軽く比較してみます。



・人材の質と量


-当たり前ですが、数十人のベンチャーと数千人~数万人の大企業では、量的に

  勝ち目はありません。また、質の面でも、何を持って質と捉えるかによるとは思いますが、

  一般的(学歴とか?)には大企業が圧倒的に優位です。


  また、年齢層が多様で、経験豊富な大人から若手までが存在する大企業の方が、

  人材の幅の広さ、蓄積された経験という点でも優位ですね。



・信用力、知名度


-誰もが知ってる : 誰も知らない の差はとてつもなく大きいです。

  昔商社にいた頃は、名刺さえ出せばどこに行っても信用されるし、いい扱いを

  受けてました。飛び込みで営業したら、20代前半の小僧相手にいきなり上場企業の

  営業部長が出てきたりとか。

 

  ベンチャーでは、特に創業期なんかは誰も相手にしてくれませんね。

  ギャップは大きかったです。どこにいっても見下される感じ。



・財務体力


-大企業にいた頃は、ウン十億円とかウン百億円とかの数字を並べて資料を作ったり

  してました。

  かたやこっちでは、十万円の投資をウンウン悩む感じ。


  当然ですが、本気になれば何億、何十億の投資をできる大企業と、数千万円の投資で

  生きるか死ぬかのベンチャーでは巨大な差がありますね。取れるリスクの総量の

  桁が違う。



・情報ネットワーク


-大企業だと、あらゆるところから情報が集まってくるんですよね。情報への投資も行いやすいし。

  ベンチャーでは取れる情報は凄く少ないですね。初期は差をものすごく感じてました。


  ただ、インターネットが発達してホントに良かったと思います。ネットのおかげである程度

  差は埋められるようになってますね。




で、結局、ヒト・信用・カネ・情報、どの点をとっても勝ち目はありません。


大企業が狙わないような狭いマーケットで生きていったとしても、そのマーケットが

大きくなって、大企業が本気で入ってくるとしんどくなります。





・・・じゃあ、どこで勝つか。




・意思決定のスピードとゆがみの少なさ



この点に尽きます。


人数が多く、意思決定者が現場から遠いと、迅速な判断ができない。

また、関わる人も多い為、情報共有と意見の調整に時間がかかる。


さらに、社内政治だったり、正しさよりも地位が重視されるとか、声の大きな人の

意見が通るとか、大きい会社ほどゆがみが増加しやすいです。




企画(P)、実行(D)、結果の確認(C)、改善(A)。


このサイクルを 「早く」 「正しく」 回すこと。ベンチャーの唯一の勝ち目はそこにしかないです。





ベンチャーの唯一の強みであるスピードを上げるためにこそ、


メンバーがさらに本気になれる環境作りを社長として頑張ります!!







うーん。調子に乗って書いてたら長くなりすぎた。スミマセン。汗