ないからこそ強い | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

ないからこそ強い

ベンチャーをやっていると、
十分にないことがあまりにも多い。

大企業と比べて、だけじゃない。
上場後何年も経っているIT企業と比べても、
十分じゃないことがたくさんある。

だから、ベンチャーをうまくやるには、
ないことを弱みをいかに克服するかが一つの鍵だと感じる。

だが、一方で、ないからこその強みもあったと思う。

例えば、

お金が十分になかったからこそ、
企業ビジョンや事業内容に共感する人材のみを集めることができた。

マネジメント層をそろいきれていなかったからこそ、
成果次第で早く昇進できると、社内のやる気を引き出すことができた。

社内体制を完備していないかったからこそ、
自分たちにとってベストなものをゼロから考え導入することができた。

サービスにまだ穴があった/あるからこそ、
その穴をちょっと埋めるだけで、お客様から大きく喜んで頂ける。

社会へのインパクトがまだまだ小さいからこそ、
それを最大化してやろうって、社内外、みんなが力を貸してくれる。

十分にあるから強い、だけじゃない。
ないからこその強みはいっぱいある。

レアジョブは、
日本のオンライン英会話市場の中ではでかいが、
インターネット業界の中ではとても小さい。

持てていることの強みと、ないことの強み、その両方がまざった状態だ。
その両方をきちんと活用していくことが、僕の役目だと思う。