ベンチャーで、理想と現実の間にギャップがあるとき | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

ベンチャーで、理想と現実の間にギャップがあるとき

ベンチャーをやっていて、
「こういう組織にしたい!」 
「こういうサービスにしたい!」
という気持ちはあっても、
そうはいかない歯がゆさを、
社長自身が感じることは多い。

リソースが足りないときは、
なかなか実行まで移しきれなかったりするし、
逆にリソースが十分にあるような規模になってしまうと、
規模が故に実行まで時間がかかってしまったりする。

でも、そんなときに大事なのは、
「こういう組織にしたい!」
「こういうサービスにしたい!」
その気持ちをスタッフやメンバーに、伝えていくことだと思う。

誰だって、
理想と現実の間にはギャップがあったり、
時間がかかったりすることはわかってる。
リソースが限られたベンチャーなら、なおさらだ。

でも、だからといって、
「こういう組織にしたい!」
「こういうサービスにしたい!」
トップのこういった気持ちを伝えないでいると、
いつしか、みんな、
「この現実がトップにとって理想なんだ」 と誤解してしまう。

でも、そうじゃないんだとしたら、
「ぼくはこの理想を目指したいんだ」 という気持ちを、
スタッフやメンバーに伝えていくことが大事だ。

伝えた後、
時間がかかったとしてもきちんと実行していかなければならないのは言うまでもないが、
少なくとも伝えたこと自体が、みんなにとってグッドニュースだ。