レアジョブ英会話というサービスが目指すもの その3 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

レアジョブ英会話というサービスが目指すもの その3

お客様が英語を習慣化できるよう、より付き添っていく。
これがサービスの方向性。

そして、きのう書いた、
1) お客様がやるべきことを端的に明示できる、そんな存在になりたい
これを少し補足したい。

というのも、
お客様を迷わせないようにするためには、
やるべきことを明示するだけでは不十分。

ウェブサイトのデザインをもっと向上させる必要がある。



最近入ったあるスタッフと、一緒にランチをとっていたとき、
話題がウェブサイトのデザインの話になった。

「レアジョブのUI (ユーザーインターフェース) って、
 もう少し何とか、なりませんか?」

UIがイマイチなのは知っているけれど、
『ウェブサイトをかっこよくしても収益には貢献しない』っていう、
ホリエモンが2005年ごろに言った言葉のまま、
僕の頭はそこから変わっていないんだよ、
と僕は答えた。

すると彼は言った。

「かっこよくするんじゃありません。
 ユーザーを迷わせないようにするんです。」

僕は、はたと膝を打った。

最近、うちの非常勤監査役になっていただいた方のうち1名は、
従来からの熱心なレアジョブユーザー。

その方と、教材の話になったとき、
Daily News Articleの話になった。

これは、25分のレッスンで使いやすい分量・難易度の、
ニュース記事が、毎日更新されるというもので、
レアジョブの教材の中で最もよく使われるものだ。

だが、その方は、このDaily News Articleのことをご存じではなかった。
僕が知らない、講師側の動きもご存じの方なので、
そこまでわかりにくいのかと、少々僕にはショックだった。

どれだけ教材をよくしても、そこにたどり着けなければ、使われない。

だから、彼が言った、
「ユーザーを迷わせないようにするんです。」
この一言は僕に刺さった。

今更そんなことに気付いたのかと、
IT企業の経営者としては少し気恥ずかしい思いもあるが、
そこをきちんと対処していきたいと考えている。