日本人同士で英語を話すことにした | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

日本人同士で英語を話すことにした

これまでフィリピンオフィスに来る日本人は、CEOの僕とCTOの、二人しかいなかった。
フィリピンオフィスはフィリピン人で回して欲しいし、
それだけの人材がうちにはいると思ってのこと。

だが、社内でルール設定を加速する必要があり、
そしてそれには日本側の動きとも絡んでいる必要があり、
そのために日本人スタッフに来てもらった。
彼は、24歳の、アメリカの大学で学び、昨年4月からうちで働いてくれているスタッフ。

英語と仕事ができるのはもちろんだが、
異文化コミュニケーションをやって人から嫌われないだろうという彼の強みを買って、
まず3ヶ月、おそらく6ヶ月という長期出張ベースで来てもらうことにした。
経営企画室として、僕直属で動いてもらう。

今日が初日で彼に仕事内容を説明したんだけれど、全部英語でやった。
そしておそらく、今日だけじゃなくて、これからも他のスタッフの前では全て英語で通す予定。

もちろん、単純な効率では日本語のほうがいい。
だけど、CEOの僕と経営企画室の彼が日本語で話していたら、
周囲のフィリピン人たちはかすかな疎外感を抱く。

ほんのわずかな疎外感なんだけれど、つもりつもると大きな差になる。
経営企画室って、うらみを買いやすい部署。
彼に反感を持つスタッフが出てくるかもしれないから、問題が発生するリスクを最小限に抑える必要がある。

だから、フィリピンオフィスでみんなの前では英語で話しましょう、ふたりだけの時は日本語でもいいけど。

そう、彼には伝えた。