給与の上方可能性
たくさんの面接をしていて、高い給与をオファーする誘惑によくかられる。
「この人はAクラス!」
「この人が欲しい!」
「この人がいればこの事業は成功する!」
そう思っているときはなおさらだ。
でも、そこはぐっと我慢する必要があると思っている。
それはなぜか。
例えば、外資系証券のゴールドマン・サックス。
ゴールドマン・サックスの給与は高いが、競合の外資系証券と比較すると低いほうだと聞いた。
低いほうだから、お金が主目的な人はよそに行く。
ゴールドマン・サックスには、そこで仕事がしたい人だけが集まる。
会社のビジョンや同僚の人柄などで、ナチュラル・セレクションがかかっている格好で、
結果として、会社と適切にマッチングした人材だけが残る。
これはベンチャーでも一緒だと思う。
うちでは、入り口の給与はなるべく低く設定している。
低い給与でも入ってくれる人材を採用し、
その人の成長に合わせて、給与を市場並に上げ、市場平均以上に上げていく。
そうすることで、会社とマッチングしない人材はそもそも入ってこないうえ、
スキルの伸びと報酬の伸びが一致するので、従業員のやる気が増し急カーブでスキルが伸びる。
つまり、給与を低く出すのではなく、入り口の給与を低くすることが重要なのだと思う。
いわゆる「ビジョナリー・カンパニー」を築こうと思ったら、お金でひきつけるのはよくない。
面接時の甘い誘惑をどれだけ断ち切れるか、その本気度が問われる瞬間だと思う。
「この人はAクラス!」
「この人が欲しい!」
「この人がいればこの事業は成功する!」
そう思っているときはなおさらだ。
でも、そこはぐっと我慢する必要があると思っている。
それはなぜか。
例えば、外資系証券のゴールドマン・サックス。
ゴールドマン・サックスの給与は高いが、競合の外資系証券と比較すると低いほうだと聞いた。
低いほうだから、お金が主目的な人はよそに行く。
ゴールドマン・サックスには、そこで仕事がしたい人だけが集まる。
会社のビジョンや同僚の人柄などで、ナチュラル・セレクションがかかっている格好で、
結果として、会社と適切にマッチングした人材だけが残る。
これはベンチャーでも一緒だと思う。
うちでは、入り口の給与はなるべく低く設定している。
低い給与でも入ってくれる人材を採用し、
その人の成長に合わせて、給与を市場並に上げ、市場平均以上に上げていく。
そうすることで、会社とマッチングしない人材はそもそも入ってこないうえ、
スキルの伸びと報酬の伸びが一致するので、従業員のやる気が増し急カーブでスキルが伸びる。
つまり、給与を低く出すのではなく、入り口の給与を低くすることが重要なのだと思う。
いわゆる「ビジョナリー・カンパニー」を築こうと思ったら、お金でひきつけるのはよくない。
面接時の甘い誘惑をどれだけ断ち切れるか、その本気度が問われる瞬間だと思う。