ピークが来ても大丈夫なような時間配分にする | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

ピークが来ても大丈夫なような時間配分にする

ミドルマネジメントやトップマネジメントは、
ピークが来ても大丈夫なように、日頃から時間配分をしておくべきだと感じた。

たとえば、メンバー5人をみているミドルマネジメント。
メンバー1人が何らかの理由で、必要な業務を完了できなかったとする。
結果を出すためには、ミドルマネジメントがそのメンバーのフォローに入る必要がある。
いくらミドルマネジメントが仕事が早かったとしても、
一日あたり3時間など、いままでよりたくさん残業することは避けられない。

もし、日頃からパンパンになるまで仕事をやっていると、このときのバッファがない。
緊急度の高い仕事に常に追いまくられているというのがこの状態。
これは、トップマネジメント失格。

ベンチャーだから、さすがに時間的にめいっぱい働く必要はあったとしても、
業務のうちいくつかはいつでもストップをかけられる、
そういう状態に持っていく必要はある。

それができていないというときは、
人が足りないか、工夫が足りないか、目標設定が間違っているかのいずれかだ。
会社がうまくいっている間はいいが、いったん歯車が外れると、悪循環にはまりこむ。

つまり、マネジメントのくせにマネジメントできていないだろっていう話。
別の言い方をすると、ピークが来ても大丈夫なような時間配分にしておくのは、
マネジメントの責任の一環なのである。