周りのひとに変化をもたらしたいとき 2 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

周りのひとに変化をもたらしたいとき 2

先日 の続き。

周りの人に変化をもたらそうと思ったとき、
特に、スキルではなく意志や考え方、習慣に影響を及ぼそうと思ったとき、
そこには二つのやり方がある。
・近道・・・直接的なやり方
・遠回り・・・虎視眈々とタイミングを待つやり方

遠回りのやり方を組織全体で進めるには、
いつ誰のタイミングを誰が待つのか、明確なタスク定義が必要になると思う。

・いつ:
事前に直接的・近道なやり方が少なくとも一回は試され、それが通用しないことが判明している。そのため、時間をかけてでもタイミングを狙おうという意思決定がなされている。また、相手が心から同意していないものの、メッセージは伝わっている。

・誰を:
各自が抱えている問題を理解した上で、「何か」が起きたかどうか、頻繁な情報収集が必要。感覚値として、一人のひとが面倒を見きれるのは、恐らく7人が限界。これを越えると、タイミングの見逃しが多くなる

・誰が:
そもそも直接的・近道なやり方をとらない人は、タイミングを狙う遠回りなやり方は、もっととらない。何も行動しない言い訳として「虎視眈々とタイミングを待ってます」と言えてしまえないようにする必要がある