伊藤計劃「虐殺器官」 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

伊藤計劃「虐殺器官」

伊藤計劃「虐殺器官」を読了。
タイトルは暗いけれど、非常に面白かった。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)/伊藤 計劃
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生成文法、特殊部隊、カフカ、実存主義、カウンセリング、ミーム、ゲーム理論、進化論、ナチス。
そういった要素を盛りこんで、過不足なくきれいにまとめ、クライマックスに導く。

> 宮部みゆき 「私には、3回生まれ変わってもこんなにすごいものは書けない」
というのも納得。

読み手の力量が問われるが、村上龍が好きな人にはオススメな一冊。