ワクワクしながら読むような教科書 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

ワクワクしながら読むような教科書

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知り合いから聞いた話ですが、「TVゲームは面白いものがたくさんあるのに、どうして教科書はつまらないのだろう」と真剣にその理由を考えた中学生がいたそうです。たいていの大人は、教科書が面白くないのは当たり前だと、そもそも疑問を持つことがないかも知れません。ただ、その中学生は必死で考え、ついに自分なりの解答を得ました。

 「TVゲームを作っている人たちは何とか面白くしようと必死で考えているが、教科書を作っている人たちは面白くしようとまったく考えてない」というのが彼が得た解答で、「その証拠に、教科書検定で『面白さ』が問われることはないようだ」という補足説明もあったそうです。わたしも、教科書を読んでワクワクした記憶はありません。たいていの子どもは好きな学科を持っていますが、「教科書を読んでその学科が好きになった」ということはほとんどないのではないかと思います。

 教科書を興味深いものにするというのはとても大切ですが、ものすごくむずかしいことです。ただ、多くの生徒が「興味を持ちワクワクしながら」読むような教科書が作られたら、たぶん授業はとてもやりやすいのではないでしょうか。90年代から続いてきた「ゆとり教育」が終わり、その功罪がいろいろと言われ、教育のあり方は論議され続けていますが、子どもが興味を持ってワクワクしながら読めるような教科書を作ろうという指摘はほとんど見ることがありません。
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http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report24_1910.html



「ワクワクする」 好きな言葉だ。

プロセスそのものが楽しめるということが、勉強では重要だと思う。

量が重要だと、特に重要。

レアジョブを、もっともっと英語が楽しめる場にしていきたい。