情報に対する飢餓感 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

情報に対する飢餓感

フィリピンに毎月2週間ずつ居た僕だが、今回は5週間ほど居る。

で、2週間いることと、5週間居ることは、全く違う話だなぁと思う。
先に書いた、食べ物の話だけじゃない

情報に対する飢餓感
これが違ってくる。

いや、ネットはあるんだけれど、
ネットだけじゃ情報収集じゃないんだなぁと思った。

こっちだと、日本のテレビも頑張ってNHKがやっとだし、
東京で活躍している人と会って話を聞くこともできないし、
Kindle持っているけれど、日本の本は読めない。

2週間だったら、日本から小難しい、よみづらい本を2,3冊持ってきたら十分だが、
5週間ともなると、それももう読み切っている

フィリピンでは普段、
スタッフに対してSkill transferしたり、
ひたすらアウトプットをつくっているわけだが、

おおおお インプットしてぇーーーー

と強く思う。 自分がどんどん遅れていっている気がする。



で、それを解決する方法を発見した。

i-phone だ。

今までオーディオブックというものを読んだことがなかったが、
これは良い。

電車や飛行機だとパソコンを開いて作業ができるが、
バスとかタクシーだと酔うので、今までは何もすることがなかった。
でも、オーディオブック、これは良い。

山川出版の世界史教科書がまるまるオーディオブック化されていて、聞いている。
面白い。
古代の民主主義の成立の背景とか、高校生時代に興味がなかったことが今は面白い。

あとは、i Tunes U
すごく面白い。

アメリカの授業がまるまる聞ける。

MITにThe world is Flatの著者が来たときの授業内容とか、
Infosysの創業者が語るリーダーシップとか、
最高。

一流のMBA行った人は、こういうのを毎日聞いて刺激を受けているんだねぇ… と、
そりゃぁまあ、起業したくなるよねぇ・・・ と思う。

米国に留学するのはおろか、買おうと思っている本すら買えない。
でも、無料のi Tunes Uなら、ハーバードとかMITの授業を聞ける。
ここで、一生懸命勉強して、いつか世界を変えてやる!
そうやって、牙を研いでいる若者は、きっと途上国にたくさんいるだろう。

僕もそのひとりでありたい。