給与システム | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

給与システム

いまフィリピンにて、給与システムを考えている。

いろいろ調べたが、一番頼りになった情報はこのページ だった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中小企業に適した人事制度の条件とは(評価・賃金制度に共通)
1 複雑でないこと(本に例えるなら、薄いこと)
2 すぐに理解できること(同じく、スラスラ読めてしまうこと)
3 導入の手間がかからないこと
4 継続して使えること
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
賃金制度に最低限必要な機能とは
・社員の成長パターンに対し、昇給カーブが矛盾しない(短期促成型or長期熟成型カーブ)
・昇給基準に従い上昇カーブを描くが、上限額が決まっている
・ライフサイクルに応じた、標準的生活レベルを賄える水準にあること(非正規社員を除く)
最低限、以上の3点を押さえたしくみならば、実質的に賃金制度として支障なく機能するものと考えます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「社員の成長パターンに対し、昇給カーブが矛盾しない」 ってのは、社歴の浅いベンチャーには難問。

まぁでも、1年後、3年後、5年後、10年後、数十年後において、
世の中はどうなっているのか、
市場はどうなっているのか、
会社はどうなっているのか。
どういう人材が活躍しているのか、
その人たちはどういう成長カーブを描いてきたのか、
その成長カーブを引き出すために最適な昇給カーブは何か、

という引き算をするのは楽しく、また、僕自身のビジョンが問われている。

会社は経営者の器以上にならない 」 とよく言われるが、
腕の試しどころ、向かって来い、だ。


まぁ、でもねぇ、先週一人がこっちで昇進した。
前も書いたかもけれど、スタッフの昇給ってのは嬉しいねぇ。
多くもらえてスタッフもうれしいし、
そしてスタッフのスキルが伸びた分会社はより多くの利益を得ることができる。

スタッフが力を伸ばすのを手助けした結果、
みんながハッピーになる瞬間で、
経営者の醍醐味の1つ。