なめられちゃいかん | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

なめられちゃいかん

謙虚であることとか、相手のためを思って行動することは、非常に大事。
だがそういったことと、なめられてもしょうがない、という態度は、全く違う。

相手がでっかくても、ケンカを売られたら、逃げない。
迷わず買う。
相手がなめてかかってきたら、なめんなよっていう反撃をくらわすのは大事。


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敗戦処理とか修羅場というものは、方針が決まってしまえば誰を泣かせるか、その人を泣かせるためにほかの人がいかに結託するか、という図式に持ち込めればスムーズに話が進むこともまた多いのである。
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/11/post-9de7.html
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ただ、相手はでっかいので、慎重に考える必要がある。
相手の弱みを必死で見つけ、正々堂々と、ぶすりと刺し貫く。

その際に役立つのは、「もうこれ以上悪くなりようがない 」という自分の状況。
そこを利用する。


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その場合、相手がコワモテだからとか、何をするか分からない人たちだからというのはあまり制限にならない。それを上回る面倒くささをこちらが兼ね備えていればいいからだ。
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ただ、相手が大きい場合、ケンカを買ってはいいが、勝ってはいけないと思う。
勝ってしまったら恨まれる。
勝つんじゃなくて、
「この状態になれば誰も損しませんよね?」 という着地点を見据えておいて、
そこに皆を誘導する。


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大事なのは、関係者が、個別に直面している問題を、こう行動したら、こう解決するのだ、という完成図のイメージをしっかり伝えることなんだろうと思う。私たちと一緒にこういうコミットをすれば、貴方たちにこういうメリットがありますよ、または、私たちの話に乗らなければ基本的にこういうリスクが貴方がたにありますよと、そういう話を、どこまで相手方の立場に立ってイメージできているかという、そういう部分。
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で、自分を損をさせずに、周りの誰からも恨まれずに、売られたケンカを終局させる。
これが理想だと思う。



日本のいいところは、所属組織への貢献そのものがモチベーションの源泉であることだが、
これは反面、所属組織にいいように使い捨てにされるリスクをもはらみうる。

そういうところは好きではないし、
そういうことを目の当たりにしたら、僕はより個人の側に立ちたいと思う。