人事サーバー
本日、才能のカタマリみたいな人とお会いした。
才能を持った方とのミーティングは、僕にとって至福のひと時。
で、
レアジョブさんは英会話以外に何かを考えていらっしゃるんですか?
と聞かれた。
なので、
僕は、レアジョブを人事サーバーにしたいんですよ。
とお答えした。
今、世の中の価値の多くを企業が生み出している。
今後は、企業という枠組みでなされているの仕事のうちの一部が、フリーランスやフリーランス的なもの(個人事務所やある種の契約社員)に移行していく と思っている。
その理由は、
・企業に属している個人よりも、フリーランス的な個人の方が、仕事の成果に対するリスク・インセンティブが強い。つまり、より成果を出しやすいのは、企業よりも、フリーランス的な個人
・企業が行っている仕事の中で、企業に属しているスタッフがやらなきゃいけない仕事と、そうでない仕事は、クリアにわけることができる。 たとえば、顧客情報を扱う仕事を、フリーランスがやるのはまずい。 でも、そういうの以外で、正社員がやる必要性はぜんぜんないってしごとは結構多い
・会社に属しているよりも、フリーでいた方が、時間の都合などが利いてくるから、よりハッピー
・インターネットの発達で、プロ同士がゆるくつながったり、仕事の発注先を探すためのコストが劇的に低下した
ただ、世の中を眺めてみると、フリーランスが多くなってきたという実感はない。 それはなぜかというと、
1) フリーランスのサービス内容を担保する手段が、事実上口コミしかない。 つまり、しっかりした口コミに頼れない状況においては、お金を払う側からすると、お金を払って価値の低いものを出されたらどうしよう、という不安感がついて回る
2) フリーランスだとトレーニングの機会、とくにOJTの機会に乏しい。 従って、自分のスキルを伸ばす機会が限られてしまう。
逆に言うと、この1)や2)を埋める技術が開発されると、世の中のフリーランス化は大きく進むはす。
例えば、レアジョブの講師は、フリーランスに非常に近い。
いいレッスンを提供して、生徒様にたくさん予約してもらうと、給料が多くもらえるし、
悪いレッスンを提供して、予約していただけなくなると、極端な話、給料はゼロになる。
だから、生徒様にとっての満足感を高めようというインセンティブが、自然に講師たちの間にうまれる。
(「25分で129円~の英会話!」 の安さの秘密は、こんなところにあるのデス。)
でも、上で説明した通り、フリーランスならではの欠点がある。
なので、次のような工夫をしている。
1) お客様に対して、レアジョブというパッケージで品質をしっかり担保し (そしてスクリーニングなど、そのためのフローも整え)
2) トレーニングコンテンツの充実や、生徒様からの詳細なレッスン評価を通じて、講師が自分のスキルを高めていく機会を得られる
英会話で今取り組んでいる、この1)と2)の工夫は、英会話以外でも絶対有効なはず。
世界規模でフリーランス化が進んでいくと、
いや、
世界規模でフリーランス化を進めていくためには、
1) フリーランスの仕事の成果の履歴が並んでいる
2) フリーランスが自分のスキルを伸ばせる
こういった拠点が、インターネットに必要になると思う。
そういった人事サーバーが、世界に一つ必要になるから、
僕はレアジョブを、人事サーバーにしたいと思っている。
だから、「レアジョブ」 なんていう、オンライン英会話にしては変な名前をつけているのデス。
まぁ、だいぶだいぶ先の話でしかないですが・・・。
追伸
← はてブつけてみました。付け方間違っていたら教えてください。
才能を持った方とのミーティングは、僕にとって至福のひと時。
で、
レアジョブさんは英会話以外に何かを考えていらっしゃるんですか?
と聞かれた。
なので、
僕は、レアジョブを人事サーバーにしたいんですよ。
とお答えした。
今、世の中の価値の多くを企業が生み出している。
今後は、企業という枠組みでなされているの仕事のうちの一部が、フリーランスやフリーランス的なもの(個人事務所やある種の契約社員)に移行していく と思っている。
その理由は、
・企業に属している個人よりも、フリーランス的な個人の方が、仕事の成果に対するリスク・インセンティブが強い。つまり、より成果を出しやすいのは、企業よりも、フリーランス的な個人
・企業が行っている仕事の中で、企業に属しているスタッフがやらなきゃいけない仕事と、そうでない仕事は、クリアにわけることができる。 たとえば、顧客情報を扱う仕事を、フリーランスがやるのはまずい。 でも、そういうの以外で、正社員がやる必要性はぜんぜんないってしごとは結構多い
・会社に属しているよりも、フリーでいた方が、時間の都合などが利いてくるから、よりハッピー
・インターネットの発達で、プロ同士がゆるくつながったり、仕事の発注先を探すためのコストが劇的に低下した
ただ、世の中を眺めてみると、フリーランスが多くなってきたという実感はない。 それはなぜかというと、
1) フリーランスのサービス内容を担保する手段が、事実上口コミしかない。 つまり、しっかりした口コミに頼れない状況においては、お金を払う側からすると、お金を払って価値の低いものを出されたらどうしよう、という不安感がついて回る
2) フリーランスだとトレーニングの機会、とくにOJTの機会に乏しい。 従って、自分のスキルを伸ばす機会が限られてしまう。
逆に言うと、この1)や2)を埋める技術が開発されると、世の中のフリーランス化は大きく進むはす。
例えば、レアジョブの講師は、フリーランスに非常に近い。
いいレッスンを提供して、生徒様にたくさん予約してもらうと、給料が多くもらえるし、
悪いレッスンを提供して、予約していただけなくなると、極端な話、給料はゼロになる。
だから、生徒様にとっての満足感を高めようというインセンティブが、自然に講師たちの間にうまれる。
(「25分で129円~の英会話!」 の安さの秘密は、こんなところにあるのデス。)
でも、上で説明した通り、フリーランスならではの欠点がある。
なので、次のような工夫をしている。
1) お客様に対して、レアジョブというパッケージで品質をしっかり担保し (そしてスクリーニングなど、そのためのフローも整え)
2) トレーニングコンテンツの充実や、生徒様からの詳細なレッスン評価を通じて、講師が自分のスキルを高めていく機会を得られる
英会話で今取り組んでいる、この1)と2)の工夫は、英会話以外でも絶対有効なはず。
世界規模でフリーランス化が進んでいくと、
いや、
世界規模でフリーランス化を進めていくためには、
1) フリーランスの仕事の成果の履歴が並んでいる
2) フリーランスが自分のスキルを伸ばせる
こういった拠点が、インターネットに必要になると思う。
そういった人事サーバーが、世界に一つ必要になるから、
僕はレアジョブを、人事サーバーにしたいと思っている。
だから、「レアジョブ」 なんていう、オンライン英会話にしては変な名前をつけているのデス。
まぁ、だいぶだいぶ先の話でしかないですが・・・。
追伸
