中国英会話市場に展開(を狙う) | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

中国英会話市場に展開(を狙う)

中国の英会話市場に進出することにした。

本当は、海外展開とかは後にして、日本に集中しようと思っていた。
だから、「一緒に中国でビジネスしませんか?」 というお話はよく来たんだけれども、片っぱしから断っていた。

じゃぁなぜ、そういう予定を変えたのかというと、
出会い
があったから。

「あぁ、この人となら、一緒に中国ビジネスをやりたいな」 と思える中国人と出会えたから。

お会いして、いろいろ話した瞬間に、
「中国市場に進出するタイミングが重要なんじゃなくって、
 誰と一緒に中国市場に進出するかが大切なんだ」
とわかった。


・Cleverで、
・起業家精神があって、
・信頼できる

この条件を兼ね備えた人と出会うのは大変難しいことで、
このご縁を活かしたいと思った。




ただ、もちろん、今の日本人向けレアジョブが、おろそかになることがあってはならない。
ますます多くの方にご利用いただいてはいるが、現状のサービス水準にはまだまだ満足しきれていない。
やるべきことはいっぱいある。
だから、その中国人の方にはこう伝えた。

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ベンチャーをやってみて思うのが、
少ない費用で大きな効果を出す人がベンチャーでは偉い、 です。

・大きな費用で大きな効果を出すのは、大企業のやり方。 
・小さな費用で大きな効果を出すには、頭の良さと、柔軟性が重要。柔軟性は大企業では難しいが、ベンチャーでは簡単。だから大企業にはここで勝てる。

ここでいう費用は、お金だけではありません。
予算を設定しましたが、最も重要なコストは時間です。

レアジョブは、この中国プロジェクトも大事ですが、
日本・フィリピンでのサービスを向上させることも大事です。
中国のサービスに時間を使えば使うほど、日本・フィリピンでのサービスがおろそかになる可能性が高まります。

ですので、どこかに上限を置く必要があります。
つまり、この中国のプロジェクトに使う時間を決めさせてください。
・僕の時間は月に10時間程度
・CTOの時間は月に5時間程度

なので、逆にいえば、この時間を最大限活用にするにはどうしたらいいか、を考えてください。
それが、「小さな費用で大きな効果を出す」やり方です。
頭の良さと、柔軟性が必要ですが、あなたならできると信じています。

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このようにわずかな時間でも大丈夫な人となら、
つまり、残りの足りない部分は自分の起業家精神でなんとかできる人となら、
日本の生徒様に迷惑かけずに、より大きな夢を追えると思う。

(より大きな夢、というのは、
 ふつう日本のITビジネスは国内オンリーで、よくて日本←→海外、となりますが、
 これが成功すると、フィリピン←→中国、の仲介を日本のITベンチャーがすることになり、
 非常に面白い状態になるのです)



戦略コンサル辞めて起業している日記