「花埋み」 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

「花埋み」

渡辺淳一「花埋み 」 が今日アマゾンから届き、
ひといきで読了。おもしろかった。

戦略コンサル辞めて起業している日記-hanauzumi

「失楽園」などで知られる著者だが、内容は極めてまじめ。

日本の明治初期は、現在のアフガニスタン級に女性が差別されていたけれど、
そんななかに、多くの偏見と障害を乗り越え、
日本初の女医となった女性がいた、というストーリー。

しかも、それを渡辺淳一が描くので、単なる英雄譚にとどまらず、
実に繊細な心情描写がすごみさえ感じさせる一冊。