フィリピンの公衆電話の使い方 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

フィリピンの公衆電話の使い方

先日、日本に帰る日、
フィリピンの空港で、財布を現地オフィスに忘れてきたことに気づいた
しかも、携帯電話が手元にない状況・・・

どうしようかと考えて、空港にあった公衆電話を使って、
現地スタッフに持ってきてもらうことにした。

戦略コンサル辞めて起業している日記-PublicPhone



だが、これが本当に一苦労だった・・・


【フィリピンの公衆電話の使い方】

・市内電話で、電話番号が「02345」などから始まっているときは、最初の「02」をプッシュしてはいけない。「345」からかけるべし(東京都区内間でかけるときに、「03」を省略しないと電話がつながらない感じ)

・電話がつながったら、「*」キーを押すべし。押さないと、向こうの声は聞こえるが、こっちの声は向こうに聞こえないため、怪しい電話として向こうにガチャリと切られる

・紙幣は使えず、コインしか使えない。カードもあるらしいが、公衆電話のそばで売っているのを見たことがない(=実質的に使えない)

・携帯電話にかけた場合だと、瞬く間にペソが消えていく。財布の中に相当コインがあっても、3分以上は話せないと思った方がいい。

・固定電話にかけた場合でも、1ペソだけしか入れなかった場合だと、つながった途端に料金不足で速攻で切れる。市内電話でも最低2ペソは電話機に入れておかねばならない。

・「料金不足でもうすぐ切れますよ」という警告ブザーがなった2,3秒後に電話は切れる。手の中にコインを握ってから電話をかけないと、何度も電話をかけるはめになる。



「どんな謎解きだよ!」 と突っ込みたくなるくらい、
外国人にとって、はてしなく難しい公衆電話です。

しかも、上記ルールがどこかに書いていればいいんですが、
決してそんなことはありません

手持ちコイン43ペソからスタートして電話をかけたのですが、
トライ&エラーの嵐に巻き込まれ、残り5ペソまで減ったときは、
財布のありかや落ち合う場所など、関係各者に意図を伝えきれるかどうか、
かなり自信がなくなりました・・・

最終的に全てのコインを使いきった後も、
スタッフたちも機転を利かせてくれて、
無事、空港で財布を受け取れたんで、
良かった良かった!
なんですが、
いやー ここまで難しい電話も初めてです。