生活の楽しみ | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

生活の楽しみ

TechCrunchにこんな記事 があった

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カンファレンスの主催者、Loic Le Meur (フランスの起業家で、彼の最新のスタートアップ、Seesmicを運営するためにシリコンバレーに移住してきた)は、シリコンバレーは夢中で働きすぎだと述べた。ヨーロッパ人は生活の楽しみを求めてランチに2時間はかけるというのだ。

それに対する私の答えは17:40あたりにある。私はこう述べた。「生活の楽しみはけっこうだ。しかしランチに2時間もかけてすばらしいワインを1、2本飲んで、本気の競争を避け、勝ち抜こうという精神に欠けるのが一般的なことが、インターネット関連の有力な公開企業がすべてアメリカに本拠を置いている理由だ。ヨーロッパで誕生したスタートアップが無事に文化と税制のハードルを乗り越えて成功を収めても、すぐにアメリカ企業に呑み込まれてしまうのもそれが理由だ。Skype(eBayが買収)、MySQL(Sunが買収)が最近の例だ」。

会場からは野次られたが、現実は動かしがたい。それに壇上にいたパネリストの全員がアメリカ人ないしアメリカ居住者である事実が、生活と仕事の健康的なバランスをとっていてはスタートアップで成功するのが難しいことを暗示していた。持てる能力を120%発揮することを要求する過酷なものだということに気付かずに起業家という生き方を選択する人間が余りに多い。絶対に成功してみせるという気概がないのなら、5週間も夏のバカンスがもらえる結構な定職を捨てるべきではないのだ。

2時間のランチは楽しい。しかし起業家は投資家と従業員(そして、その家族)に責任がある。何かを犠牲にしなければならない。ヨーロッパでもっとも仕事熱心で、もっとも成功した起業家の多くがシリコンバレーに移住してくるのはそれが理由だろう。こちらに来ればそういう働き者の仲間が大勢見つかる。

このパネルは、ヨーロッパの文化がもっと起業家に理解あるものになるようさらに強く主張すべきだったと思う。厳しい戦いを強いられている当地の起業家に対して、耳に快い話だけしても役には立たない。生活の楽しみというのは、スタートアップを無事に売却して南仏に別荘でも建ててからの話だ。それまでは仕事第一だ。
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ホント、この通りだと思います・・・
僕は明らかに今、私生活を今犠牲にしていると思います。

でも、とろとろやって負けたら意味ないからね。

もっと働けるはず(時間の長さではなく効率で)って気持ちは、常に抱えています。

立ち止まるのは数年先でよくて、そのときはじっくりと(少なくとも数カ月単位で)休もうと思います。