「これ、ぼくがやっておきましょうか?」 (ほぼ日刊イトイ新聞の梅田さんと岩田さんの対談) | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

「これ、ぼくがやっておきましょうか?」 (ほぼ日刊イトイ新聞の梅田さんと岩田さんの対談)

ほぼ日刊イトイ新聞の梅田さんと岩田さんの対談、今日も面白い。

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岩田さん
「あの、私の経験からいうと、
あるプロジェクトがうまくいくときって、
理想的なリーダーがすべて先を読んで
きれいに作業を割り振って分担して
そのとおりにやったらできました、
という感じのときではないですね。」

糸井さん
「ああー、そうですか。」

岩田さん
「まぁ、とくに、ぼくらの仕事は、
人を驚かせたり感動させたりすることですから、
事前に理詰めで計画をたてることが
難しいというのもあるんですが。
一方で、どういう企画がうまくいくかというと、
最初の計画では決まってなかったことを、
「これ、ぼくがやっておきましょうか?」
というような感じで誰かが処理してくれるとき。
そういう人がたくさん現れるプロジェクトは
だいたい、うまくいくんです。」
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ほんとその通りだと思う。

だから、
・お願いされていない範囲についても、「これ、ぼくがやっておきましょうか?」と言えるような、Greatな人材を集めるべき
・「作業Aをやってください」というお願いの仕方よりも、「課題Aを解いてください」とういお願いの仕方の方が、融通が利いていい

岩田さんの話が、スティーブン・R・コヴィーの、「第8の習慣」の話とリンクしてきたので、とても面白い。


スティーブン・R・コヴィー 「第8の習慣
Bookdai8