イシューツリーの書き方 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

イシューツリーの書き方

Problem Solvingのトレーニングをフィリピンでしてくるために、
現在そのトレーニングマテリアルを改訂中。

前回、イシューツリーを書かせるのに以上に苦労したので、
そこをどうしようかいろいろ考えたが、けっこう難しかった。

コンサルのときは、
「習うより慣れろ」
でやってきたため、そこを短期間で教えるノウハウが僕にはない。(いや、トレーニングされたのかもしれないが、覚えていない・・・)
イシューツリーを書くときはいつも、頭の中でぐちゃっとやっていたので、
それがどういうステップになっているか、うまく説明することができなかった。

で、ネットでいろいろ調べたところ、次のような文章に出会った。

ロジックとイッシューの関係
 ロジックは「命題」を正しく主張するために、最下部の事実からピラミッドの頂点へと積み上げる構造だが、イッシューを追究する過程は、争点を解決するためのより具体的な疑問へと分解していき、事実に突き当たって解決を見る。

なるほどーと思った。具体的には、下記の手順でやらせればいいみたいだ。

1) 事実(ファクト)をたくさんみつける
2) 事実をつみあげて、ピラミッド構造をつくる (最上位には、解くべきトップイシューをもちろん当てる)
3) そのピラミッド構造を活かして、トップイシューをロジカルに分解していく
4) イシュー分解のところがMECEになっているか、適宜修正しながら、最下位までを全てイシューにする
(このあとで、最重要イシューは何か、イシューを重み付けする)

なので、それにもとづくよう、トレーニング教材をいま書き換えている。

なお、上記で参考にした文章の出所は、後 正武さんの「論理思考と発想の技術」

ronrisikou

買ってみたが、すくなくとも入門書ではない。
「イッシュー・ツリーについて一番明快に書かれている本」として有名らしいので、
色々実践した結果、そこでつまづいている方がいらっしゃいましたらお勧めします。