給与計算ミスを防ぐ方法 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

給与計算ミスを防ぐ方法

講師の給与計算が終わった。

この給与計算で大事なのは、
・計算ミスを極力減らすこと
・締日のあと、迅速に計算すること

(給与額がなかなかわからなかったり、
 間違えていたりすると、
 それだけで信頼を失ってしまうから)

で、計算ミスを防ぐために、下記3つの方法をとっている
1) 作業自体を丁寧にやること
2) 計算自体は、手動でやらず、全部自動化されたエクセルでやること
3) 過去にミスしたパターンを調べ、二度と同じミスをしないよう、ミスを検出する計算式をエクセルに組み込んでおく

だが、いろいろ細かいインセンティブをつけていたり、
サービスの変化に伴って給与明細を変更する必要があったりなど、
どうしても毎月給与計算エクセルに新しく付け加える機能がある。
懸念しているのは、そこが原因で計算ミスが発生しないかということ。

で、今回、ミスを減らす方法として4番目の方法を思いついた。

4) 講師数百人に、いちどに給与情報を配信するのではなく、
 まずは50人程度に配信する。
 すると数時間で数割程度、「給与額確認しました」的な返信が講師から来るから、
 そこで大きなミスがないか、チェックできる
 ミスがなかったら、残りの講師全員に給与情報を配信する

というもの。

つまり、例えば講師のうち30%の人たちの給与計算を間違えてしまう場合でも、
最初50人に試すとしたら、50人×30%=15人の計算間違いで済む。
例えばいきなり講師400人に給与情報配信していたら、
400人×30%=120人 の計算を間違えるわけだから、
被害を8分の1に抑えられる、というわけだ。

他のやり方で、計算間違いを数分の1にできる方法はなかなかない。
そして、間違いそのものを防ぐのではなく、
・少数のサンプルでまず試してみる
という方法は、なかなかに盲点をついているという気がしているので、
他の部分でもこういうやり方がとれないか、考えてみたい。