今回の金融危機がベンチャーにもたらす影響
金融危機がすごいです。
株価が半分、海外ではそれ以上に下落しています。
さて、この金融危機がベンチャーにどのような試練をもたらしているかというと、
「生き延びよ」
この一言に尽きます。
さまざまな金融資産の価値が下落
↓
各金融機関は、自己資本を手厚くするために、貸出をしぶり、貸しているお金を回収しようとする
↓
いま、金融市場でお金がまったく出回らなくなっている
(なので、各中央銀行は利率を下げたりマネーを供給したりしている)
↓
当然、ベンチャーキャピタルやその他の資金の出し手にも、お金が回ってきずらくなる
↓
当然、ベンチャーは出資を受けにくくなる
↓
ベンチャーは、売上・シェアを拡大するための増資、という方策がとりづらくなる
前にも書いたとおり、ベンチャーは売上を100倍・1000倍にしていくために設計された組織です。
なので、基本は積極的にガンガン成長志向、という話になるわけですが、この金融不安で、それも厳しくなっていきます。
成長のための増資ができないので、基本は自己資金で成長していくしかないです。
というよりも、多くのベンチャーは、キャッシュフローがマイナスなので、
つまり現金残高がどんどん減っていく環境にあるので、
成長はおろか、「生き延びよ」 が至上命題になります。
米国の有名なベンチャーキャピタルが投資先に出した文書には、次のようにあるそうです。
・Cash is King
・資金調達できそうなら、すぐしろ。会社を売れそうなら、すぐ売れ。
・売れる製品を持て
・きちんと回るビジネスモデルを持て
・不採算のマーケティング案件は閉じよ
・人員を削減しておけ
・以上の打ち手はすぐ実行しろ。すぐ実行できた企業ほど、生き延びる確率が高まる
この文書は次のように締められています。
GET REAL OR GO HOME
ベンチャーに成長を促すベンチャーキャピタルが、
・シェアを取りに行くな
・資本を節約しろ
ということを訴えているのは、非常に驚きです。
さて、振り返って我が身ですが、もちろん、生き延びるつもりです。
基本は対消費者のビジネスですので、対企業のビジネスに比べ、影響は小さいはずですし、
日銭がきちんと入ってくるビジネスでもあります。
また、半年前に資本調達をしておいたことがプラスに生きてくると思います。
よって、僕たちにとっては、マクロの環境がどうなるかよりも、
少しでもいいレッスン・いいサービスを提供できるように努力し、
レアジョブをお使いいただく生徒様をつなぎとめ・増やしていくことが、
これまで以上に問われているのだと思います。
明日からまたフィリピンに行ってまいります。
きちんと会社としての内部体制を固め、
いいレッスン・いいサービスのための仕組みを組織として構築してこようと思います。
株価が半分、海外ではそれ以上に下落しています。
さて、この金融危機がベンチャーにどのような試練をもたらしているかというと、
「生き延びよ」
この一言に尽きます。
さまざまな金融資産の価値が下落
↓
各金融機関は、自己資本を手厚くするために、貸出をしぶり、貸しているお金を回収しようとする
↓
いま、金融市場でお金がまったく出回らなくなっている
(なので、各中央銀行は利率を下げたりマネーを供給したりしている)
↓
当然、ベンチャーキャピタルやその他の資金の出し手にも、お金が回ってきずらくなる
↓
当然、ベンチャーは出資を受けにくくなる
↓
ベンチャーは、売上・シェアを拡大するための増資、という方策がとりづらくなる
前にも書いたとおり、ベンチャーは売上を100倍・1000倍にしていくために設計された組織です。
なので、基本は積極的にガンガン成長志向、という話になるわけですが、この金融不安で、それも厳しくなっていきます。
成長のための増資ができないので、基本は自己資金で成長していくしかないです。
というよりも、多くのベンチャーは、キャッシュフローがマイナスなので、
つまり現金残高がどんどん減っていく環境にあるので、
成長はおろか、「生き延びよ」 が至上命題になります。
米国の有名なベンチャーキャピタルが投資先に出した文書には、次のようにあるそうです。
・Cash is King
・資金調達できそうなら、すぐしろ。会社を売れそうなら、すぐ売れ。
・売れる製品を持て
・きちんと回るビジネスモデルを持て
・不採算のマーケティング案件は閉じよ
・人員を削減しておけ
・以上の打ち手はすぐ実行しろ。すぐ実行できた企業ほど、生き延びる確率が高まる
この文書は次のように締められています。
GET REAL OR GO HOME
ベンチャーに成長を促すベンチャーキャピタルが、
・シェアを取りに行くな
・資本を節約しろ
ということを訴えているのは、非常に驚きです。
さて、振り返って我が身ですが、もちろん、生き延びるつもりです。
基本は対消費者のビジネスですので、対企業のビジネスに比べ、影響は小さいはずですし、
日銭がきちんと入ってくるビジネスでもあります。
また、半年前に資本調達をしておいたことがプラスに生きてくると思います。
よって、僕たちにとっては、マクロの環境がどうなるかよりも、
少しでもいいレッスン・いいサービスを提供できるように努力し、
レアジョブをお使いいただく生徒様をつなぎとめ・増やしていくことが、
これまで以上に問われているのだと思います。
明日からまたフィリピンに行ってまいります。
きちんと会社としての内部体制を固め、
いいレッスン・いいサービスのための仕組みを組織として構築してこようと思います。