起業して1年 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

起業して1年

起業してから1年が経ちました。

1年前のちょうどこの日の前の晩は、起業が怖くて怖くて悪夢にうなされていました。そのことを思い返すと、思ったよりもずっと順調にやってこれたと思います。いろいろと助けていただいた皆様方、本当にありがとうございます。

さて、レアジョブとは何かということをもう一度初心にかえって考えてみたいと思います。

レアジョブとは?
レアジョブとは、コストパフォーマンスが最も高い人たちが活躍するための仕事のプラットフォームである。

「コストパフォーマンスが最も高い人たち」 とは?
フィリピン大生ならびにその卒業生。
非常に優秀な能力を持っていながら、フィリピンの経済事情のために、フィリピン国内向けの仕事では好待遇が期待できない。
だが、日本をはじめとする世界に向けて仕事をすれば、よりよい待遇が期待できる。
レアジョブはそのような人たちのための活躍の場所。

「活躍する」 とは?
社会の問題を解決すること。
具体的には、日本人が英語ができないゆえに海外で活躍できない・交流できない・情報発信できないという問題点を解決するということ。

なぜ日本人は英語ができない?
学校の英語の勉強だけでは足りないから。
学校英語のカリキュラム自体は間違っていないが、学習時間数が絶対的に不足しており、英語が話せるようになるには学校以外で学ぶ必要がある。
しかし、学校以外の場となると、既存のリアルの英会話学校や、留学など、数百万円単位のお金がかかる。
そのような費用を払えないとすると、帰国子女に生まれる・海外赴任のチャンスがくるなどの幸運に恵まれる必要がある。(=日本在住で独学でできるようになる人は例外的なので)
したがって、ほとんどの日本人は、英語をしゃべれるようになるチャンスをそもそも持っていないといえる。
逆に言うと、英会話を学ぶ費用を安くすれば、英語をしゃべれるようになるチャンスにつながる。
つまり、英会話の価格破壊が、日本人の英語能力向上という、社会問題解決につながる。


僕は、ベンチャーは、社会のなんらかの問題点を解決してこそ、大きくなれる・成長できると信じています。
レアジョブは、最高の仕事のプラットフォームを設計し、英会話の価格破壊を通じて、日本人の世界での活躍を応援したいと考えています。

今後もご支援のほど、よろしくお願いいたします。