仮パスワード | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

仮パスワード

メールシステムを移管中で、まぁいろいろ複雑な経緯があり、
仮パスワードをスタッフ毎に発行し、配る必要がでてきた。

仮パスワードなんで、適当に「5r3x7b」とか乱数っぽいのを発行してもいいんだけれど、
それじゃぁ面白くないし、間違えやすくてこっちに問い合わせが来るので面倒なぁと思い、
各人ごとに一風変わった仮パスワードをつけることにした。

「仮パスワードを発行するんで、勝手にメールを見ることになるから、
 見られちゃまずいものは処分しておいてね」 と伝えたところ、
「ラブレターのメールが多くて処分しきれない」 と冗談を言ってきたスタッフがいたので、
そのスタッフの仮パスワードは、
no_love_letter_at_all
にしておいた。

「今日はきちんとしたところで食事をしながら話そう。どこかいいとこある?」 と聞いたのに、
現地の格安ファーストフード「Jolibee」に僕を連れて行ったスタッフには、
i_love_Jolibee
というパスワードにしてあげた。

ミスユニバースで優勝した森理世が好きだと言っていたスタッフには、
riyo_loves_(スタッフ名)
にしてた。
(こういうミスコン系の芸能人は、フィリピン人はなぜかよく知っている)

まぁあまり頭を使わず、笑えるもの中心に適当につけていたのだが、
けっこうこれが大うけ、大好評なようだった。

日本人の外部スタッフからも、

パスワードありがとうございます。思わず笑ってしまいました。
いえいえ、むしろ覚えていてもらって嬉しいです!
そんなふうに他のスタッフとコミュニケーションをとられているのですね、素敵です!

と言って頂けた。 (少し言い過ぎでは?)

冗談半分にやってみたことではあるが、
やっぱり、自分の何かを覚えてもらっているってことが大事なんだろうなと思った。