ひらめきとイシューベースの思考 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

ひらめきとイシューベースの思考

複数のイシューを一挙に解決するソリューションというのは、
基本的にひらめきからうまれるものだと思う。

イシューをひとつひとつ書き並べて、
それに対応したソリューションを書いて、
それらソリューションを組み合わせてでてきたものが
卓越したものである、
なんてことは、ごくまれだと思う。

ただ、
そのひらめきを実行する・システムに落とす際に、
解決すべきイシューを本当に解決できるものかどうか、
常に綿密にチェックし続けるという姿勢は大事だと思う。

ひらめきだと思ったものが思い込みだった、
なんてのはよくあるし、
ひらめきはひらめきとしてよかったが、
システムに落とし込む段階で徐々に変質してしまった、
なんてのもよく聞く話だから。

つまり、卓越したソリューションは、
イシューベースでは生まれないが、
イシューベースで育てていくことはできるということです。

イシューベースで深くものごとを考える習慣と、
ひらめきを追い求めて幅広く学んでいく習慣(パターン学習)は、
両立しなければならないと思うのです。

あ、えと、また議論をはしょりましたが、
ひらめきは、パターン学習から生まれると思っています。
この議論はまた今度。