「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」

総務省が平成20年3月7日に発表した資料に、
事業計画作成とベンチャー経営の手引き
というものがあって、
とても勉強になるというので読んでみた。

「これはやりすぎじゃないか・・・?」 というところもあるが、
自分ができていないところを見ると、非常に勉強になった。

今最も自分ができていないのは、人の採用の部分。

その資料には次のようにあった。

陥りやすい問題点
・人材採用が行きあたりばったり。いつまでにどういう人が必要で、採用にどのくらいの手間がかかるか見積もりが非常に甘い
・ヘッドハンターに依頼するだけなど、アプローチが限定的
・リスクが高いベンチャー企業だということで、知人に積極的に声をかけること、あるいは人を紹介してもらうことを遠慮してしまう

見事、陥りやすい問題点に陥っている。
反省した。

同資料によれば、次のアプローチをとることが有効だとのこと。

ベンチャー社長が取るべきアプローチ
・あらゆる手段を使って人材採用に全力を尽くす
   ・ヘッドハンター、ハローワークの人材バンク、人材紹介・求人サイト、
    求人雑誌、ホームページなど、考えられる限りすべての手段を使う
   ・1つのポジションに対して4人以上の候補に会う。これを面倒くさが
    らないこと。7、8人に会うこともごく普通と考える
      ・面倒くさがると、エネルギーを消耗し、ストレスになる
      ・完璧な人はいないものの、ある程度以上納得して採用すること
   ・信頼できる人からの紹介者は、比較的活躍する場合が多い
・候補者が公私にわたり、自分がイニシアチブをとって実行し成功した経験、困った際のアプローチ、リーダーシップなどについて詳しく質問し、理解する(次ページ参照)
・有望な候補については、必ず3人以上からレファレンスをとる(前の勤務先、取引先、共通の知人等)
・採用するかどうかは、社長一人で決めないこと
   ・最終候補者が仕事上関係する他のキーマンとも必ず面談を設定し、意見を聞く
   ・採用面接に参加し賛成したかどうかで、入社後のサポート、バックアップが大きく変わってくる

ひとつひとつ成し遂げて、頑張っていきたい。