プライシング | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

プライシング

日本に住んで普通に働いていると、
プライシングというものを意識する機会が少ない。

会社から提示された給料で働いて、
お店に書いてる値段どおりに買って暮らす。

これだと、いくらが適切なのかを意識する機会が非常に少ない。

けれど、いったん起業すると、
プライシングが大事になる。
プライシングの決断の連続に迫られる。

この新しくつくったサービスの値段はいくらが適切なのか。
このスキルを持った講師・従業員にはいくら出すのが適切なのか。
この営業が言ってきた値段は、いくらまで値切れるものなのか。

この中で一つ分かったのが、プライシングに一番影響するのは、
代替手段の有無だってこと。

いちばん強い代替手段は
「そもそも取引しなくてもいいんですよ」 で、
その次に強い代替手段は、
「取引は必要ですが、あなたとやらなくてもいいんですよ」
だと言うこと。

ここ2ヶ月くらいで、急速にプライシングに対する関心が増した。
高すぎても、低すぎても、企業に害をもたらすと思うので、
適切なプライシングができるようになりたい。