吉野家 逆境の経営学 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

吉野家 逆境の経営学

レアジョブは、吉野家をお手本としている。

オンライン英会話が吉野家をお手本とするってのがおかしく思えるが、
吉野家はすごいと思う。

大学3年のゼミに、外食産業の海外進出について調べたが、
そのとき同社IRの方にお会いして色々とお話をうかがった。

(今は品数を増やしたが、過去のほとんどにおいて)
牛丼一本に絞った経営で、
たくさんのファンをつくり、
大きく業績を伸ばしてきた経営。

うちも、留学のあっせんなどのような、
余計なことはせず、
オンライン英会話にきちんと的を絞りやっていきたいと思う。

会社だけではなくて、社長の安部さんもすごいと思う。
・人間味とアタマの両方を持っている
・牛肉輸入停止という危機を、逆にブランド力向上のチャンスに変えた

安部さんが出された「吉野家 安部修仁 逆境の経営学 」を読んだ


1時間で読める割には、内容が濃くて勉強になった一冊。

なかでも勉強になったのはビジョンのところ。

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グループの経営幹部50人ほどが集まって、3日間の合宿を行いました。・・・そのうち、理念の共有に1日半をかけましたね。

会社を経営するうえで、私がとても気にしているのは一体感です。まず、みんなが共感できる目標を立てる。そして、目標を実現するために自分の役割は何か、個人が自分の仕事に置き換えて取り組んでいく。社内の仕事すべて、どんなディテールまでも、一つの軸に収斂されているか。

私が社長になって心がけたのは、「みんながなるべく誤解しない、やろうとする内容を共有できる分かりやすい経営」です。既に社員1000人体制が見えていますから、全員を率いるには分かりやすくないといけない。例えば、2006年1月に米国産牛肉の輸入が再停止になった時は、社員に「アッタマ(頭)にきた」と表現しました。経営では、自分が伝えたいことを象徴するワンフレーズのメッセージが必要です。
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最近、日々の業務に追われて、正直、
メンバーの間でビジョンがきちんと共有できていないと思う。

ビジョンについて徹底的に話し合う機会をきちんと持ちたいと思う。
・水道哲学
・Equal opportunity to everywhere, everyone