スケジューリング その1 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

スケジューリング その1

戦略コンサルのときに、スケジューリングがメチャメチャうまいマネージャがいた。
普通戦略コンサルはご存知の通り、レッドオーシャン ど真ん中な産業なので、深夜2時3時までの労働は当たり前。
でもそのマネージャは、夕方6時、7時にはもう帰り、それでいて結果をしっかり出していた。

これは、相当スケジューリング(正確にはワークプランニング)がうまい証拠。
長時間仕事をしなくてもいいように、自分の時間を効率的に活かし、短時間のコミュニケーションで部下を的確に動かせているというわけだ。

ベンチャーをやりながら、何であの人はすごかったのかなぁと、思い出しながらずっと考えていた。
で、恐らく秘密は下記3点だろうと思った。

・作業全体が相当複雑だったり、他者との共有が非常に重要という場合を除いて、エクセルとかガントチャートのように、スケジューリングを紙や形に落とすべきではない
・全作業の中のボトルネックを明らかにし、そこへのリソース配分を最優先にすることがスケジューリング
・雑務には優先順位をつけず、来たものから順にすぐこなしたほうが効率的

続きはまたいずれ。