定款と登記の違い | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

定款と登記の違い

今日も登記で色々がんばった

その中でわかったことは、
「定款と登記は違う」
ということ。

定款変更は株主総会で決定すれば無料でできるけど、
登記内容は一件変更につき3万円かかる。

この話がぜんぜん理解できていなかったが、
定款の内容の一部しか登記内容にならないとわかり、
目からうろこが落ちた感じ。

登記内容に相当するものは、会社の住所や名称、役員の名前や住所、会社の目的など。
だから、ここは後で変更すると3万円かかるから、しっかり検討して確定させるべき。

逆にいうと、それ以外の定款の部分は、正直後からいくらでも変えられる。
だからテンプレートどおりのオーソドックスなものにすべきで、
変えたかったら最悪あとから変えればよい。
まずい定款をつくってしまうと、公証役場から何度もつき返されてしまうから、
ここで変にオリジナリティを出さないほうが良い。

なので、株式会社設立マニュアルさんのテンプレートは非常に役立つわけである。
http://port-system.net/yugen/

そんなこんなで、今日は役所にいって、
住基カードを発行してもらったり、電子証明書をとったり、印鑑登録書をとったり、
定款をチェックしてもらったりしたが、
この全部が1時間半でおわった。
待ち時間ほとんどなく、同時並行的に僕の書類を処理してくれた

日本の役所って、なんて効率がいいの!

間違いなく世界最高レベルだろう。
お役所に感謝。

で、夜は前にいたコンサルの送別会(三回目、これがオフィシャル)に参加。
これまでにないほど、みんな酔っ払って、盛り上がった。

数年前の気取った感じとぜんぜん違っていて、
会社ってのは変わるもんだな、
ここまで変えてきた日本のトップはすごいな、
と思った。