群れの作り方
冒険の途中に読んだ雑誌の中に面白い記事があった
動物の群れのついての記事で、
魚やシマウマ、牛などは大群で群れるが、
これは群れることによって天敵がターゲットを定めにくくなるというメリットがあるからだという。
そして、群れにはリーダー・管理者は存在せず、
誰も全体は把握していないという。
そのかわり、個々がある種の法則を守ることによって、
自然と群れとしての統率が取れるのだという。
例えばある魚の場合、
(1) 周りと同じ方向に泳ぐ
(2) 周りの近くにいる
(3) 周りと衝突しない
魚が守っているのはこの3つだけ。
これだけで、よくテレビの生物番組で見るように
群れ全体がまるで1つの生き物のように統率が取れた動きをする。
その結果、生き延びる確率が高まる。
これはインターネットでも同じになるのだろうと思った。
ある人のとった行動に対する評価も、
ある種の法則をうまく設定すれば、
評価そのものを求めずとも
自然にバランスがとれた生態系が誕生するのだろう。
とか書いていると、
ある本を思い出した
あまりに難しすぎて途中で投げ出した割には、
今まで僕が読んだ中で感銘を受けた本10冊には
必ず入る本。