自立の難しさ | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

自立の難しさ

自立とはとても難しいな、とよく痛感する


仕事で、上司や顧客から理不尽な仕打ちがあったとする。


そういうときはつい、
「なんであんなことされなきゃいけないんだ!」
「なんてついていないんだろう」
「あいつはヒドイ、あいつが悪い」
という思いにとらわれてしまう。
そして、ますます仕事がはかどらなくなる。


だがこれは、自立ができていない証拠だ。
誰にでもできる条件反射的な反応しかしていないのだ。
考え方が環境に依存しており、自発的な行動がないのだ。


真に自立している人ならば、
一時的に感情に飲み込まれることがあったとしても、
もっとサバサバできるはずだ。


「これはしょうがないことなんだ」

「この人・この環境を、私は変えられない」

「変えられないことを考えてもしょうがない。」

「この思いにとらわれていると、余計に悪循環にはまる」

「だから、感情的になるな」

「目の前のことに集中しろ」

「明日をわずかでも良くすることと、
 1年後に実を結ぶことに集中しろ」


苦しいときにこう考えられることこそ自立だと思うのだが、
僕には難しくてまだできておらず、
怒りとか、悲しみとか、焦りとか、無力感に、
まだ飲み込まれてしまう


日本人の8割ができていないことだとは思うが、
僕はできるようになりたい。