自立の難しさ
自立とはとても難しいな、とよく痛感する
仕事で、上司や顧客から理不尽な仕打ちがあったとする。
そういうときはつい、
「なんであんなことされなきゃいけないんだ!」
「なんてついていないんだろう」
「あいつはヒドイ、あいつが悪い」
という思いにとらわれてしまう。
そして、ますます仕事がはかどらなくなる。
だがこれは、自立ができていない証拠だ。
誰にでもできる条件反射的な反応しかしていないのだ。
考え方が環境に依存しており、自発的な行動がないのだ。
真に自立している人ならば、
一時的に感情に飲み込まれることがあったとしても、
もっとサバサバできるはずだ。
「これはしょうがないことなんだ」
「この人・この環境を、私は変えられない」
「変えられないことを考えてもしょうがない。」
「この思いにとらわれていると、余計に悪循環にはまる」
「だから、感情的になるな」
「目の前のことに集中しろ」
「明日をわずかでも良くすることと、
1年後に実を結ぶことに集中しろ」
苦しいときにこう考えられることこそ自立だと思うのだが、
僕には難しくてまだできておらず、
怒りとか、悲しみとか、焦りとか、無力感に、
まだ飲み込まれてしまう
日本人の8割ができていないことだとは思うが、
僕はできるようになりたい。