OB訪問 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

OB訪問

先日、OB訪問を受けて、


「実際にコンサルに入ってみて、

 学生時代に思っていたイメージと

 違うところってありましたか?」


と聞かれた。


おー確かに。いいトコつくよな。


と思った。


「xx業界って、どういう感じですか?」

ということがOB訪問の1つの重要なトピックなので、

自分が持っている知識プラスαを聞くとしたら、

この聞き方が手っ取り早い。


・・・でも思ったのは、


「それって、学生時代の僕の情報収集能力と、

 いまの君の情報収集能力が、

 イコールまたは君の方が上回っている、

 ということが前提としてあるよね。」


ということ。


さすがに言わなかったけど。


で、学生時代に思っていたことと違うことって

なんだろうと考えた。


・目的合理性、優先順位をつける、

 というのが、日本人の大部分にできておらず、

 できているつもりでも結局は経験重視だなってところ。

 その点、欧米のトップのビジネスマンには

 できていること (または、少なくとも重要視していること)

 そして、戦略コンサルではそれが学べる、ということ。


・学生時代は中身がしっかりしていれば

 見た目は汚くてもいいじゃん、

 と思っていたが、

 スライドなど、何かをきれいにつくることは

 コミュニケーション上非常に重要であること


・経費でいろんなものが食べれる・行ける


以上がポジティブなことで、ネガティブなことは、


・人と話している時間:パソコンに向かっている時間

 =10%未満:90%以上


・上司やクライアントとの人間関係がイノチなこと

    ・プロジェクト前の差別化が難しいので、

     クライアントとの関係作りが大事

    ・ケースの最後に上から評価されるので、

     気に入られている・嫌われているで

     評価が大きくブレること


・この業界にいる人は、この業界にいるだけで

 自分がエリートだと思っている人が多くて

 「なぜそれだけでエリートなんだろう」と思うこと


とかかな。


ざっと挙げただけで、モレあるだろうけど、

戦略コンサルを考えている人は参考にしてください。