リストラのあの暗い感じ | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

リストラのあの暗い感じ

ITバブル崩壊のときに在籍していたITベンチャーが、

.   ・売上がたちません、

.   ・資本金食いつぶしそうです、

という状況になり、2000年秋くらいからリストラを始めた


会社の人を半分弱解雇せざるを得なかったのだけれど、

そのときの空気は、いま思い出しても暗い感じ。


解雇された人は、無能力感にとらわれ、必要以上に暗くなってしまう


(解雇の直接の原因は、 無能力であることではなく、

 資金的余裕がなくなったことや、

 その人のいた部署自体をやめようとしていることのほうがなので、

 あまりクヨクヨ考えてもしょうがない)


解雇されなかった人も、

解雇された人へどう接すればいいのだろうという気まずさと、

「明日は我が身か」という恐怖感がつきまとう。


自分のいる会社や、将来いる・つくる会社が、

リストラなんてことをしないでもすみますように。