映画SAYURI
映画 SAYURI を見てきました
欧米人の間違った日本女性観を、中国人女優によって描く、
という最低なコンセプトに基づいてつくられた映画。
んじゃなぜ観に行ったのかというと、一番好きな女優がチャン・ツィーで、大ファンだからです(恥)。。。
「初恋の来た道」という、チャン・ツィーのデビュー映画があって、
映画の上映時間の半分が、チャン・ツィーの顔のドアップ。
あれは、「二十歳前後のチャン・ツィーがいかにきれいでかわいいか」 を
描くための映画だとひとりで思ってます。
で、今回は
「三十歳前のチャン・ツィーがいかにきれいか 」 を描く映画かなと思って、
ジャパン・ビューティーなチャン・ツィーが見れるかなと思っていたのですが
ぜんぜん美しくない!
舞妓さん姿でおしろい塗ったチャン・ツィーって、ぜんぜん、似合わない。
チャン・ツィーが、日本風にはにかみながら笑っても、ぜんぜん、うすっぺらい。
チャン・ツィーが笑うとしたら、中国風のはにかみ方か、もしくは喜び全開の笑いじゃなきゃ。
とても残念でした。
日本女性には日本女性の素敵なところがあって、
中国女性には中国女性の素敵なところがあるけれど、
やっぱ、無理やり真似させちゃだめだよね。
日本以外で客呼べるアジア系女優は、日本人じゃなくて中国人だった、
というキャスティングなんだろうけど、
チャン・ツィーが素敵なのは、彼女が中国人のときであって、日本人のときじゃない。
そう感じた映画でした。
そうそう、映画の中でも最低だなと思って引いたのが、
チャン・ツィーやその幼年期演じる女の子に、
ブルーのカラーコンタクトレンズらしきものを使わせて、眼を青くさせていたこと。
映画の中で、眼もけっこうキーポイントだったから、ブルーのカラコンなんだろうけれど、
おしろい塗って白い肌で、ブルーのカラコン
って、アンタ、白人じゃないですか。。。
欧米人は、こんなんで喜ぶのかねぇ。。。