MECEな質問票を書いた | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

MECEな質問票を書いた

最近、コールドコールのことばかり書いているけれど、

別にずうっとコールドコールばかりしているわけではなくて、

(もしそうだとしたら、ぼくはテレフォンアポインターだ)

ほかにも仕事はしてます


そのうちのひとつが、質問票書き。

インタビューをする時用に、インタビューで聞く質問をまとめておくのだ。


でも、ただまとめるだけじゃない。

そんなのだったら、学生にもできる。


じゃぁどう質問をまとめるかと言うと、


 - 「これを聞き忘れていた!」 なんてあとで後悔しない

 - 「これって聞く意味あったのかな?」 なんて後で疑問に思わない

 - 「ここまで聞く時間がなかった!」 なんて後で地団駄j踏まない


そんなまとめかたをします。



口で言うのは簡単だけど、実際にやるのは難しい。



んじゃどうやるかというと、次のようなプロセスを踏みます


(1) 聞く意味がありそうな質問を、ぜんぶ洗い出す

(2) いろんな質問がごっちゃに出てくるので、それをある基準にそってまとめる(構造化する)

       -時系列とか

       -行動者別とか

(3) そうすると、よりアタマがクリアになって、足りなかった質問がもっと出てくるので、ぜんぶ洗い出す。

(4) 洗い出した質問について、誰に聞くのがふさわしい質問なのかを考える

       -コールドコールの相手とか

       -クライアントとか

       -今度とるアンケートとか

       -インターネットや文献とか

(5) そして、優先順位を◎○△というふうにつけていく。

(6) 今回質問票を作る相手に聞く質問だけ抜き出して、◎→○→△の順にならべる

(7) 質問される側にたって、わかりやすいように、日本語を直していく


このようなプロセスを踏むわけです。

この作業は、エクセルでやるのが一番手っ取り早いですねー。


なんだか一見面倒くさそうだけど、

いきなり質問をずらずら書いていった方が早そうだけれど、

長い目で見たら、こっちの方が効率いいのです。


というのも、この(1)~(7)をやると、

 - 「これを聞き忘れていた!」 は(1)~(3)で防げます

 - 「これって聞く意味あったのかな?」 は(4)~(5)で防げます

 - 「ここまで聞く時間がなかった!」 は(6)~(7)で防げます

なのよ。

すごいでしょ。

インタビュー何回も気軽にできる相手だったらいいけど、ほとんどはそうじゃないでしょ?

だから、このテクニックは重要なのだ。


全部で8時間くらいかかったけれど、今日はじめて1人で全部このプロセスをやり終えた!


満足感。


これで、久しぶりに(2ヶ月ぶり?)、土日まるまる休める。


とはいいつつも、もうすでに午前3時半回っているけれど。。。