辺野古座り込み7年 | 熱党のブログ

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7月7日で辺野古の建設工事に反対する座り込みが7年目に突入したそうだ。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1151440.html

 

 

 

 

この座り込みだが、今ではただのパフォーマンス化しているように感じる。

言葉は悪いが、意味がない行動とも思える。

もちろん、こういった座り込みやデモで世論や政治に訴えることを意味がないとは思わない。

辺野古に関しても、当初は大きなニュースにもなった。

また、長期的に行うことで世間に訴えるということもあるだろう。

しかし、辺野古の工事が始まって約七年。

辺野古が決まってから18年。

その間、反対を続けてきてはいるが、全く反対派の効果はないままだ。

そもそも、反対する手法に大きな問題があるのではないかと思う。

 

辺野古への移設は、政治が検討して決めることだ。

それが20年近く経っても、反対派の政治家や政党が阻止できていない。

市民団体は、反対派の政治家の追求をするのが筋なのではないかと思う。

なぜ、県庁前で知事向けに「政府にもっと強く訴えろ!」と言わないのか?

国会前で長期に渡ったデモを行わないのか?

沖縄で県民大会があれば、全国から左派系組織の人たちが集まる。

国会の前で毎日デモをするくらいできるだろう。

 

辺野古前ではテントをはって座り込みをしているのは、主に工事車両を基地内に入れないようにするためである。

しかし、彼らはただ政府の仕事を請け負っているだけだ。

その企業の前でも反対運動を繰り広げているが、これは筋が違うだろうと思う。ただの嫌がらせでしかない。

また、工事車両を止めることで、周辺道路は大渋滞となり、時には緊急車両すら迂回をしなければならない状況となる。

さらに、辺野古や周辺の住民で迷惑だと感じている人も多い。

糞尿を撒き散らし、公民館などのトイレを無断で利用したり、近くのコンビニで何も買わずにトイレだけ利用する人もいる。

効果のない反対によって、警備や警察なども動く。

そこに一体どれだけの税金が投入されているのか?

辺野古移設反対の意図は理解できても、今の反対運動による費用対効果に疑問を抱く人も増えている。

 

それでも、座り込みをしている人の中には、連日足繁く辺野古に通っている年配者もいる。

彼らは純粋に沖縄を守りたいと思って頑張っているのだろう。

純粋に知事や反対派の政治家を信じ、なんとか頑張ってくれるだろう!と思っている。

その政治家の後押しを少しでもしたいと思って頑張っているのだろう。

しかし、実際に玉城デニー知事をはじめ、オール沖縄勢力や立憲民主党、社大党、共産党などは全く何もできていない。

口だけである。

何が動きがあれば、その時だけ口を開いたり、マスコミが多く来るような時になったら、ひょっこり辺野古に顔を出している。

反対派の政治家は本当に辺野古移設を阻止したいと思っているのだろうか?

沖縄の過去の悲惨な歴史を、政府批判の道具にしているのではないのか?

結局、座り込みをしている人たちすら、政治利用しているだけなのではないかと思う。

過去、糸数慶子氏は優雅にハワイ旅行に行っていたり、福島みずき氏は知事選挙の際、玉城デニーを「玉木」とツイッターで書き間違えたり、立憲民主党の政治家など、時々、沖縄が話題になる時だけ「辺野古」に関するコメントを出している程度で、本腰を入れて辺野古に向き合っている政治家など皆無である。

玉城デニー知事に関しては、知事となってから、裁判以外、ほとんど目立った行動はしていない。

最近、アメリカで辺野古を疑問視する声が上がり、訪米した成果だと強調していたが、疑問を呈した米議員は数名で、米国でも日本でもほとんど話題にもならないレベルのことであった。

一番、大きなニュースになったのは、フジロックフェスで歌ったくらいだ。

 

 

実は、マスコミでは大きく取り上げておらず、地元紙が取り上げただけであるが、ここ数日の間に大きな動きがあった。

先日、元防衛大臣の中谷氏が玉城デニー知事との会談で、メガフロート案を提示したとの報道が出た。また官民共用との話もあったとのこと。

中谷氏は一切話していないと否定しているが、ここにきてこのような情報が出て来るということは、何らか政府側から話しが出ているのではないかと思う。

 

メガフロート案は辺野古移設の初期段階で有力な工法して検討されていたが、台風などで離発着ができなくなるとのことで消えた案である。このメガフロートに関しては、今では誰も言わなくなっているが、当初の案の際、沖縄の企業では技術的に請け負えない、イコール沖縄にはお金が落ちないということで案が消えたとの話もある。

 

また、県議会では自民党会派が玉城知事に対して、辺野古以外の案として、馬毛島移設案をなぜ政府に提示しないのかと強く迫っていた。(政府が米軍と自衛隊の軍事拠点として買い取った鹿児島の島)

馬毛島案は、以前から出ていて、政府や与党は検討する価値があると見ている政治家も多い。

少なくとも県外移転を目指すのであれば、馬毛島を沖縄が強く求めることは現実的な案である。

沖縄県民の命を守るという大義にはこのチャンスを生かすしかない。

にも関わらず、なぜか玉城デニー知事は消極的だ。

また、野党からもそのような声が出てこない。

 

 

今までの辺野古反対派の政治家の動きを見ていて、本当に沖縄県民のために普天間基地の辺野古移設を反対してるのか?甚だ疑問だ。

辺野古の埋め立て工事も様々な問題も出ている。

また、中国の動きも強くなってきている。

現実的な側面から、沖縄県民の命を守るために何をすべきなのか。

一丁目一番地である、「普天間基地の危険性」というものがどこか遠い所にあるように感じる。

 

 

辺野古の座り込み7年。

安部政権が嫌いで嫌いでしょうがない人は、シュワブ前で安部政権の悪口を言っていれば良いと思うが、もし、まともな思考を持っている人なら、どうすれば普天間基地の危険性を少しでも早く除去できるのか、という視点で冷静に考えるべきだろうと思う。

玉城デニー知事を筆頭に、辺野古反対派の政党や政治家、そして市民団体は、全く的を得ていない。

「辺野古反対」と言えば正義だと思っている。

思考が停止しているのではないだろうか。