沖縄保守の分裂について | 熱党のブログ

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このタイトルに関しては、書くつもりはなかった。

私自身が、熱心にチャンネル桜を見ている訳でもなく、ただ、沖縄の基地問題などで情報が必要な際、今回の問題の方々の情報などを情報源にしたり、FacebookやTwitterなどを通じて、様々な情報を得ていた程度だ。

沖縄でネットを中心に活動されていた方々で、それぞれの誰がどうの関係なく、単純に応援していた。

過去、我那覇真子氏が国連でスピーチされたことや、キャンプシュワブに反対派が基地内に侵入した際、ボギー手登根氏がビデオのネットへの公開した際にはこのブログでも紹介した。

依田啓示氏(容疑者)のカナンファームが危機になった際このブログでの資金援助のサイトを紹介したこともあった。

 

それぞれ、沖縄のために尽力されてきた方々であったために、このような形で分裂したのは、非常に残念なことだ。

 

本来、我那覇氏と依田氏の言った言わないレベルでの感情的な分裂のように見えていたのだが、最近ではボギー手登根氏が長期入院から回復されコメントを出したところ、その矛先がボギー手登根氏にまで向かい、さらに依田容疑者の逮捕。

全く、真実が見えてこない。

ウォッチャーの方も感情的に好き嫌いだけで判断している人も多いのではないかと思う。

 

正直、このようなことは、ネットで流さず、ご本人同士で話し合って解決すべきものだろうと思う。

今、もっとも語気を強めて、我那覇氏側がボギー手登根氏をネットで攻め立てている。

正直な感想としては醜いものを感じる。

我那覇氏ご自身よりも、その取り巻きの方々の発言や態度をみていると、見るに耐えないような発言も多く、ここ数日は見るのも気分が悪く見ていない。

 

今後、依田容疑者が出てきてなんらかのコメントをしたり、それに対して、また様々な意見や攻撃も出てくるだろう。

しかし、沖縄の保守派はそんなことは望んでいない。

もちろん、依田氏は選挙まで出ていたので、事件に関して真実を話す説明責任はあると思うが、それでまた保守派が揉めるのは勘弁してもらいたいものだ。

 

 

しかし、今回の件で、感じたことがある。

それは、沖縄の保守のネットでの活動が、ほとんど政治的に影響力がないということだ。

彼らの行動が、テレビや新聞で報じられるような影響力がなかった。

沖縄県民に我那覇真子氏やボギー手登根氏の知名度のアンケートをしても、ほとんどの方が知らないのではないかと思う。

ネットの枠から出られていないのが実情だろう。

もちろん、そこには沖縄の左派を支持するマスコミによって抹殺されている側面も大いにあると思うが、それでもあまりにも政治的影響力が少ないように感じられる。

そこには、沖縄の保守として反省すべき点があるのではないかと思う。

 

 

先日、「#検察庁法改正案に抗議します」がSNSで拡散され、国会へも影響を与えたことがあった。

ネットにも国会を動かす力があったと、左派の方々は言っている。

この運動が国会に影響を及ぼしたのは、このハッシュタグのバックにはちゃんと国会議員がいてこの問題を国会や政治に持ち込める形であったことだ。もちろん、左派系の政治家が最初から仕組んだことだろうとは思うが、一般人を巻き込み国会に影響を与えた戦略は事実上成功している。

しかし、沖縄の場合、どれだけ沖縄の保守派がネットで様々な主張をしても、それを国会や県政にあげる人はいない。

沖縄のネトウヨと国会議員、主に自民党とは連携されていない。

これでは、どれだけネットで主張しても、実際の政治に効果が現れるには時間がかかるだろうし、実際に国会にも沖縄県政にも影響が出ていないのが実情なのではないかと思う。

 

左派から「ネトウヨ」という言い方で揶揄されているように、時に主張が過激なことも多く、県民から票を得て政治家になった人からすれば一線を引かれてしまっているのではないかと思う。

 

我那覇真子氏は沖縄保守のプリンセスである。

このようなことがあっても、今後も様々な形で活動され、沖縄の真実や実態を様々な形で発信し続ければ今後も変わらず陰ながら応援はする。

もちろん、ボギー手登根氏も同じだ。

依田氏に関しても、ちゃんと説明責任を果たして沖縄保守のために尽力されるのであれば、応援する可能性もある。

しかし、沖縄の保守の言論をどのように政治に反映させて行くのかを、彼らだけではなく、沖縄の保守陣営が考え直す時期になっているのではないかと思う。

今のままでは、あくまで個人レベルの主張をネットで行なっているだけのように感じられる。

沖縄にある保守系政治団体は、自民党、維新、幸福実現党くらいだろう。

これらとちゃんと政治的なつながりを持って行動し主張しないと何も動かない。

今の左派が強いのは、左派系の圧倒的な組織力に押されている。

そこに対抗するには、ちゃんと政治活動して行動し主張することが必要なのではないかと思う。

 

このように考えている方も多いだろう。

依田容疑者も現時点で一点だけ言えることは、実際の政治に関与しなければ物事が動かないと考え出馬されたのだろうと思う。

また、ボギー手登根氏も過去出馬されている。

選挙に出るということは、非常にハードルも高く、主張の一つ一つに責任が伴うものであろうと思う。

そうそう容易いことではない。

選挙に出馬しているというだけで、それが共産党であれ自民党であれ、真面目に主張をしている人に対しては敬意を払う側面が必要である。

ネットでは気軽に応援し気軽に悪口も言える。

しかし、出馬し『立つ』ということは、そうそう誰でもできることではない。

相当、腹をくくる必要があるだろうと思う。

そういった意味で、ボギー手登根氏や依田氏に対して、敬意を持っている。

 

私が願うのは、ちゃんと「政治で沖縄を守る」と腹をくくり、将来的に我那覇真子氏が選挙に出るべきではないかと思う。

もし、選挙に出るという前提で発言や主張をするとなれば、今のような過激に攻撃的な立場ではなく、沖縄のために今何をして何を訴えるのかという原点に帰れるのではないかと思っている。

 

 

今回の件に関して、依田氏に関しては、事実が明らかになってから判断するとして、

我那覇真子氏とボギー手登根氏の溝を埋めるのは厳しいだろう。

それぞれが今後、どのような視点で沖縄保守の主張をされ行くのかをも守りたいと思う。

どちらも応援したいと思う。