夏は特に「汗」をよくかく時期です。
平常でも、私達は体温調節や老廃物の排出の為に1~2Lほどの発汗をしていると言われています。
(睡眠時でも発汗している)これは、私達の身体の生体維持に必要だからですね。
汗は全身に約300万個あるといわれるエクリン腺から出ており、
これは頭や顔、背中などに多く分布しています。
また皮脂腺の方から出る汗というのは、尿で排泄されない
有害ミネラルや環境ホルモンなどの有害物質が溶けて排出されています。
これが夏場になれば、さらに発汗が増し、5~7Lほどの汗をかいていると言われています。
これだけの水分が失われているのですから、当然水分補給は大切です。
一般に、身体の2~3%ほどの水分が失われると、水分補給が必須になるそうです。
暑さに対しての発汗は、上昇した体温を下げる「体温調節」が主で、「嘘の汗」と呼ばれます。
一時的に、表面的に出る汗だというわけです。
これに対して、激しい運動などを行って筋繊維の奥から排出されてくるような汗は「本当の汗」。
古からの知恵で、汗を多くかいた時は「水分補給に塩分補給だ」というのがほぼ常識的に知られています。
しかし、今現在においては、これは決して間違いではないのですが、大変大きな錯覚でもあるのです。
その理由を述べていきましょう。
大量の汗をかくスポーツ選手は、普段あまり汗をかかない人の一生分(70年)を
わずか5年ほどで同量だけ汗かくと言われています。
こうした激しい運動をするスポーツ選手などは、汗として約60種類以上の微量ミネラル成分、
例えば「カルシウム・マグネシウム・ボロン・硫黄・亜鉛」
といった
軟骨・結合組織など骨形成必要な成分まで同時に排出してしまっているのです。
だからこそ、プロスポーツ選手は怪我をはじめ、腰痛や膝痛といったトラブルを抱えやすく、
それが現役引退につながるなど選手生命に大きく影響しているのです。
これらのことから、重要な微量栄養素であるミネラル
が身体のすべての機能を司っている以上、
摂取成分として必須であるのは自明の理なのです。
先述の「水分と塩分」のみの補給が危険なのは、こういった理由からで、
古の人々が古来から摂取してきた「塩」というのはミネラル豊富な天然塩であり、
今のような「塩化ナトリウム」だけという精製されすぎたものではなかったからなのです。
ここのところの異常な暑さ(酷暑ですね)で、熱中症で倒れる方が多いというニュースが流れています。
しかも、亡くなられた方まで・・・。
高年齢の方が亡くなられるのは体力の問題もありますが、亡くなられた方の中には20代という若い方もおられ、
必ずしも高年齢の方ばかりでないのです。
それこそ各年齢層に熱中症で死亡する可能性があり、その大きな要因は「ミネラル不足」にあるように思います。
特に注意して欲しいのは、高血圧の方で、お医者さんの栄養指導で「塩分摂取」を言われている方です。
高血圧は決して「塩分」の摂りすぎが原因ではなく、むしろ「カルシウム」の摂取不足に原因があります。
高血圧の原因の95%はカルシウム不足からなのです。
ですから、この暑さの中、この「塩分摂取制限」というのは特に危険であり、むしろ死亡に至ってしまうとなれば、
医者の認識不足、それこそ、この死亡原因は医者の方に責任があると言っていいのではないでしょうか?
<付記>
(身体のほとんどを構成する四大元素「炭素・水素・酸素・窒素」を除く、微量栄養素としてのミネラル内で)
私達人間の体内のミネラルの85%はカルシウムであり、
カルシウムが欠乏するだけで147種類の病気につながります。
足やつま先など筋がつる症状や、膝など関節部分の痛み、腰痛・肩こり、骨粗しょう症など、すべてカルシウム不足からです。
(ちなみにアメリカ人の死亡原因10位は「骨粗しょう症」で、65歳以上で足腰を骨折した人の75%が
3ヶ月以内に死亡というデータがあります。
「骨粗しょう症」が起因となり、肺炎など他症状を併発しやすく死亡に至りやすいとのことです。)
これらのことから、体内のミネラルバランスを維持する
のが、私達の生体維持=健康維持
となるわけです。
これが崩れたら、たちまち癌・心臓病などという「生活習慣病」になってしまうのです。
微量栄養素のミネラル
の欠乏が、すべての病気の原因です。
そのためには、無害・副作用なしと医学的実証のある、100%天然由来成分の「植物性コロイドミネラル」
が最適です。
地球上の生体が生きていくには、この微量栄養素のミネラル
が絶対的に必要であり、
「植物性コロイドミネラル」
を摂取するということは私達が「野菜を摂取しなければならない」という理由そのまま,
全くの同意義なのです。