商売と顧客リスト
顧客管理ネタをもうひとつ。
もうかれこれ17~18年も前のことです。私は92年に某地方雑誌の企画会社を脱サラして個人事業を始めました。
当初の業務内容は、ダイレクトメールのコンサルティング。雑誌に広告を出稿してもらっていたクライアントの新規集客用のダイレクトメールを企画してあげるという仕事です。
その頃はバブル経済が弾けた直後でしたが、小規模な事業所ですら今ほど深刻な状況ではなく、新規の集客にも比較的熱が入っている時代でしたね。
いや、正直なところ、新規の集客が盛んに行なわれていたのにはもうひとつ理由があるんです。本当はそちらの理由のほうが主な原因だったかもしれません。
実は、「顧客管理」なんてやっているお店はほとんどなくて、考えは新規客にしか向いていなかったのです。
いろいろなお店の中で、比較的アパレル関係はしっかりやっていましたね。
飲食関係は、ほぼゼロ。クラブのホステスさんが個人的にやってたくらいでしょうか。
その頃は、「既存客の来店頻度をいかに上げるか」という考え方はなく、既存客は放っといても勝手に来るもの、という、今になって考えるとぞっとするような傲慢な考え方が世の中の主流でした。
いや、それも無理からぬ時代だったのかもしれません。なにせ一般にはまだパソコンなんて普及していませんでしたからね。
スタンプカードなんてやってるお店はたくさんあったんですよ。
ただ、満タンになったスタンプカードを回収しても、お客さんの氏名・住所・電話番号を整理する術がなかったんです。
進んでるお店でもワープロに入力するのが精一杯。属性によってセグメントなんて出来やしない。
整理されていないので、お客さんにダイレクトメールを出したくても積極的になれないんですね。
そこで私はパソコンを導入して、96年から顧客管理代行のサービスを本格的に始めたんです。ウィンドウズ95が出たおかげで、まさにグッドタイミングですね。
溜まってる注文伝票の控えなど、紙の山を1枚1枚整理して顧客管理台帳を作る。すると顧客一人ひとりの売り上げ累計が見えてくるようになりました。
そして売り上げ上位客から優先的にダイレクトメールを送る。
すると、お店の売り上げは爆発的に伸びました。こんな調子でいくつものお店の売り上げが改善されたものですから、あるお店に出入りしていた問屋さんの紹介で某上場企業からお声がかかったのです。
某デパートの紳士服売り場まで来てくれ、と。
行ってみると、注文紳士服の注文票がダンボール20箱分もありました。それを整理してデータベースにして欲しいというのです。
まあ、そんな時代だったわけです。
ちなみに、この「顧客管理代行業」ですが、個人商店相手に今でも立派な事業になりますよ。
なので、携帯メルマガコンサルタントと併せて営業メニューに加えることをお勧めします。
それからサイトアフィリをやってるあなたは、お店の携帯サイトも作れるといいですね。メールとサイトのセットで納めるのが理想ですから。
さて、そんなこんなで事業展開をしていたわけですが、ここで大きな転機が訪れます。
あなたもご存知かもしれませんが、「神田昌典」さん。・・・・ご存知ですよね?
98年に神田さんの「ピンク本」が発売され大ヒットしました。
「あなたの会社が90日で儲かる!」ですね。
この本のおかげで、私もそうですが、お店のオーナー達も既存客の大切さが身に染みて理解できるようになりました。
神田さんの本を持って軒並み営業しましたよ(笑
私の営業方法は、超カンタンです。
神田さんの本を置いてくるだけ(爆笑
お店が携帯メール会員を始めると、この「感情マーケティング」をダイレクトに実践できるようになります。
売り上げが伸びないわけがないんです。
あなたのご近所にある商店街には活気がありますか?
少しでも地域の活性化に貢献できればいいですね。