涙のシェイクダウン | ねっとまめ

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まめ@takeda のブログ。改装中。

♪あ~、スロットカーズヨコハマー。
そんな浮かれ気分でロケンロール。
いい天気だし、まさにビューティフルサンデー。

頭の中は歌謡ヒットパレード。
それもそのはず、(初心者なりの)チューンナップを施し、
準備万端で迎えた、シェイクダウンなのだから。

20080427


結果、2回目にして充分かつ満足のいく走りができた。

最初は慣らしでコースを20週ばかり走らせ、
徐々になじませる。徐々に徐々に。

おれをスロットカーへの道にいざなった、
道先案内人ならぬ溝先案内人のMSPさんは、
脇でびゅわんびゅわん走らせて、
ラップタイムの更新に勤しんでいる。
マシンもかっこいいなあ。
おれもこれがよかったなあ。
あー。

MSPさん所有
Audi R8C 1999 ロールアウトバージョン

AUDI

いやいや、
はやる気持ちを抑えて、低~中速で我慢の助。

実は、その前にフルスロットルで走行してみたのだが、
少しもっさりしていたので、
ちょっと慣らしに徹してみようと思ったのだ。

そして、コースを変えてオーバルで何週か重ねると・・・

ピキーン! 

と、実際に鳴ってはいないが、
そんな殻を破った瞬間を感じて、
先ほどよりもはるかにスムーズに、
そして意のままに走るようになった。

これは?! もしかして慣らした結果、
だいぶ走りが滑らかになった証拠だろうか。

かなり、満足のいく走りをすることができた。
自分の中では、充分合格点だ。
シェイクダウンは、いい印象と可能性を
おれにもたらしてくれた。
ありがとうマクラーレンF1。チュッ。
(最初の写真はそんな気分のときに撮ったものだ)

その後、気をよくして、
富士スピードウェイに挑戦するも、
確かに「速いマシン」の名のとおり、
ホームストレートではめっぽう速いが、
コーナリングが苦手なために、いいタイムが出ない。

MSPさんのマシンにもストレートでは勝ったのに。
その他がだめなのか・・・うむむむ。
どうしたものか。コレではレースは無理だ。
心理戦(笑わせる)に出るしかないのか。

MSPさんは多くは語らなかったが、
サスペンションとフロントマグネットで
コーナリング対策を施しているようだ。
確かにチューニングとしては素晴らしい。

でも。

あまりにもパーツをつけても
重量が増えて直線での伸びが決めての
マイ・マクラーレンF1の強みがやや抑えられてしまう。
重量だけではない。
マグネットに限っても、たくさん付ければ
ダウンフォースは獲得できるが、
その分駆動系の抵抗を減らさないとならない。

次はいよいよレースをすることとなった。
MSPさんとのマッチレースだが、
このままでは練習以外の差がつけられない。

モーターを変えてもいいが、
決めてないけど、
レギュレーション違反かもしれない。
ナイショで変えるか、いや、そんな卑怯な戦い方は
果たして許されるのだろうか。

期待と不安の中、
戦いはもう始まっていたのだった。

ま、いいや。明日また考えよう。
先週と違って、とても自信がついてきた。
ただ奢らず、じっくりと対策を練ろうではないか。
(↑なに言ってんだあんた)

いいのだ。
趣味とは所詮自己満足なのだ。

それでは。