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── ROI(費用対効果)に対する評価が厳しくなる中、欧米企業のリスティング広告への投資状況はどのような状況になっているのでしょうか。

 いまだ米国企業のリスティング広告への投資は縮小されていますが限られた予算の中でも、これまでどおりの成果を出すために広告主や代理店は必死で施策の改善を行っています。そのため、広告費は縮小しても、前年同期とほぼ同水準のROIを維持しています。

 ── 日本と違い欧米企業の場合、自社でリスティング広告の運用を行うことが主流になっていると聞きます。その状況はさらに進んでいるのでしょうか。また、日米の違いはなぜ起こったのでしょうか。

 確かに、欧米では大手を中心に自社内で運用を行う企業が増加してきています。これは

  • 企業側がSEM(サーチエンジンマーケティング)の重要性を認識しはじめたこと
  • 自社内で他のマーケティング施策と統合して管理したいという要望の高まり
  • 自動入札ツールの発達
  • SEMのリテラシーを持つマーケティング担当者の増加

 などが重なり、一般化してきました。

 日米の差異が大きく開いていったのは、企業側のSEMに対する重要性の認識の度合いとリスティング広告の運用プロセスの煩雑さにあると考えられます。


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■ Web デザインと売上

ずいぶん前になるが、知り合いがあるオンラインショップ関係者に会った時の話。1種類の語学関連の機器を販売し、年商3億円近くも稼ぎ出しているそのオンラインショップは、たった3名で運営しており、社長が Web サイトを随時更新し、1人がメルマガを毎日書きまくり、残った1人は商品をひたすら発送し続けている状況が2年以上続いているということだった。興味を持った私は、その Web サイトを見て愕然とした。

ページが1ページしかないのである。しかも、果てしない縦のスクロールが続き、デザインを無視した巨大な商品写真と巨大フォントで書かれたキャッチコピーの嵐、段組みも行わない。極めつけはこれでもかという購入者の体験談が延々と続いている。大手広告代理店のアートディレクターやデザイナーが見たら卒倒するようなデザインだ。おそらく社長は、この体験談を日々増やしているのだろう。しかし、事実、年商3億円なのである。

■ メルマガと売上

さらに、メールマガジンを登録してみたら、これもまたかなりアグレッシブなもので、毎回体験談が嫌味なほど羅列されている特異なものだった。もちろんスクロールは果てしない。しかも毎日配信である。

メルマガに関しては、ほかでも聞いた話がある。名前を言えば、たいていの人は知っている上場企業のメーカーで、そこのメルマガは悪評が絶えない。そこに登録した瞬間から365日休まず配信される。スクロールは果てしなく、私の周りの友人たちは、登録後しばらくすると、そのメルマガが来た瞬間に読まずに削除する。果ては、送信解除もしくは“迷惑メール”フォルダ行きとなる。

だが、ある時、その会社の社長や他のスタッフと話す機会があり、そのメルマガに関して、内容や頻度を考えてみてはどうかと進言したことがある。答えは NO だった。理由は、その会社の30%の売上がそのメルマガによってもたらされているからだった。100億円近い売上の会社の数十億円があのメルマガからの売上だった。

■ 売れないオンラインショップの条件

その後、私は、いくつかのオンラインショップを調査し、売上の多いショップのデザインやメルマガを見てみた。すべての売れているショップが前述のようなデザインしていたり、メルマガを毎日配信したりしているわけではないが、売れているといわれるショップは、従来良いデザインとされる洗練されたまとまったデザインのショップではない場合が多い。このことから考えると、下記のことが言えるだろうか。

(売れるオンラインショップのポイント)
・商品写真やキャッチコピーは巨大化してアピールする。
・文字を多くして商品特長を極限までアプローチする。
・購入者の体験談をこれでもかと掲載する。
・スクロールは限りなく長くする。
・メルマガは“迷惑メール”フォルダ行きを恐れず毎日配信する。
・メルマガの文字量も気にせず、書きたいことはすべて書きまくる。

(売れないオンラインショップ)
・クオリティの高い洗練されたデザインを採用する。
・メインイメージは、FLASH で目を引くトップイメージにする。
・書きたいことは簡潔にし、スクロールを避ける。
・文字サイズはバランスよく配置する。
・段組みを行い簡潔な表現で情報を無駄なく配置する。
・メルマガは週1回もしくは隔週で配信する。
・メルマガのスクロールを避けるためキャッチコピー程度の紹介にとどめる。


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Web サイトの運営や SEM 等の各種プロモーションを行なっていくなかで、自社の結果や推移はどの企業も追っているが、競合企業の状況に関してはどれくらい気を配っているであろうか。自社の状況だけを見ていては判断を見誤るケースもあるし、さらにいえば問題に気づかない、気づくのが遅れることで手遅れになるということもありうる。Web での競合状況を把握するのに役立つデータが取得できるサイトをいくつか下記するので、参考にして頂きたい。

■Google Trends for Websites
08年6月にキーワード版に加え、Web サイトのデータ推移を追える機能が追加。特定のドメインを入力することで、そのトラフィック(ユニークビジター数)の推移をグラフ化して表示することが可能に。

◇主な特徴
・ドメイン単位で、複数サイトのトラフィック比較が可能。
関連サイト、関連キーワードも表示。
・検索されている地域も表示。(国、都道府県 単位)

■キーワードハンター
主要検索エンジンで検索されたキーワードとその検索数を知ることができるツール。

◇主な特徴
・クロスリスティング社が提供する提携ネットワーク(Excite、goo、BIGLOBE、@nifty など)の検索データ。
・2007年1月からの1年以上のデータを閲覧できるため、推移把握が可能。
・送り仮名の違い、入力間違い、バリエーションなどはそのままの状態で取得可能。

■Google Analytics (ベンチマークサービス)
Google Analytics を利用し、ベンチマークサービスの利用をオプトインすることで自社と業界標準の統計情報の比較が可能に。

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 急速な発展を続けるインターネット広告。「SNS」「メディアミックス」「ブログ」といった、既に一般にまで浸透した言葉を知っているだけで調子に乗っているようでは、そこら辺の学生にも化石扱いされてしまう。そこで、本稿ではインターネット広告の第一線で活躍するメディアレップD.A.Consortium(以下DAC)の貞岡氏と永松氏に、インターネット広告の現在の流れについてお話を伺ってきた。「セカンドライフのような仮想世界やニコニコ動画のような新しいメディアの登場など、インターネット広告という世界においては2007年を振り返っただけでも様々なことが起こっています」という永松氏の言葉からもわかるように、1年間で様々なトレンドや技術が生まれている。


 では、そのように進化し続けるインターネット広告業界において、知っておかなければいけない知識とは何なのか? 今後どういうトレンドがやってくるのか? そういった疑問を紐解くべく、今回は両氏の話を基に「モバイル」「コンテンツのリッチ化」、そして「ターゲティング技術」の3つの側面から、最低限知っておくべき9つのキーワードをチョイスした。若い世代の会話に知ったかぶりを続けてきたお父様方から、意欲に燃える新入社員まで全てのWebマーケティング業界人に送る「知らないとまずいインターネット広告、3大トレンド」。

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http://markezine.jp/article/detail/3570?p=1



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