1.設計変更、協議が必要となる提案
図面や設計書に書かれていることは、変更協議が必要になりますので評価されません。コンクリートに設置する誘発目地の種類を変えることなどがあたります。

2.標準案との差異がなく効果が不明な提案
標準案との明らかな効果の差異がないと評価されません。コンクリートにおいてバイブレーターをかける時間を計測ことするなどがあたります。

3施工実績、もしくは技術的根拠がない提案
施工実績、もしくは技術的な根拠がないと評価されません。提案をする前に施工実績を作り、データ取得すること、学会誌などを購読し、論理的裏付けをとることが必要です。特にNETISを採用する場合は、施工実績が欠かせません。

1.論理的バランス
論理的なバランスがとれている必要があります。例えばコンクリートの品質の提案であれば、材料、打設、養生の3つのバランスがとれていることが必要です。材料に関する提案ばかり5つでは偏りがあります。

2.設計時の留意点
設計時に、発注者と土地建物補償コンサルタント、設計コンサルタントが協議を重ねているはずです。その上で、問題が残っている課題を施工上の工夫で解決するという提案が評価されます。例えば、水利権、漁業権などの課題があります。

3.履行確認のしやすさ
発注後、提案された内容を履行しているかどうかは公平性の観点から重要です。発注者が履行の確認をしやすければ評価されます。可能な限り目で見て確認できるか、計器によって計測できる提案がよいです。

 

技術的着眼点
技術的着眼点とは、マッサージでいえばツボです。
いくらよい提案でも、ツボをはずしていれば効果はありません。

 

 

技術的着眼点
技術的着眼点とは、マッサージでいえばツボです。
いくらよい提案でも、ツボをはずしていれば効果はありません。

 

 

表現力(文章、口頭)
表現力(文章、口頭)とは、ツボや施術法を、相手にわかりやすく表現することです。
いいことを行っていても、表現が下手なら伝わりませんし、評価されません。基本的には文章によって伝えなければなりませんが、時にはヒアリング、プレゼンテ―ションによって口頭で伝えることができます